【F1】2019年F1簡単まとめ part.5 ハース、ウィリアムズ編
こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。
さて、引き続き2019年F1をドライバー別にせっせことまとめてます。前回はレーシングポイントとアルファロメオでしたが、最終回part.5ではハースとウィリアムズの4名について書きます。
リッチエナジーという「胡散臭い飲料メーカー」とタイトルスポンサー契約を結んだハースでしたが、その後、リッチエナジー側の問題でシーズン途中の9月には契約解消という憂き目に。そんなゴタゴタに象徴されるようにチームは低迷。予選こそ速さをみせるも、決勝になると相変わらず両ドライバーがミスを繰り返し、下位に沈むパターンが通例となります。マシン側にもタイヤマネージメントの問題があったので、この低迷も仕方がないものでした。
一方のウィリアムズ、前年から始まった大不振の流れは変わらず、常にテールエンダーに甘んじます。タイトルスポンサーがマルティーニからROKiTに変わり、ドライバーではロバート・クビサがラリー事故から奇跡のF1レギュラーシート復帰を果たすなど、戦績以外のところでの話題しかない印象でした。
それでは早速いってみましょう。
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ハース
8 ロマン・グロージャン
- ドライバーズ:18位 8pt
- 優勝:0回
- 表彰台:0回
- ポールポジション:0回
- ファステストラップ:0回
2019年のグロージャンに関しては、ほんとに良いところを見出すのが難しくて、予選も決勝もマグヌッセンに負け越し。獲得ポイントは僅か8ポイント。彼の2020年シートはまず無いだろうなという内容に思えましたが、チームは2020年も契約を延長。首の皮一枚キャリアが繋がったという印象です。小松さんの存在も大きいのかもしれませんね。
【総括】
- 毎年クビ候補
- 小松さん
- プラモデル
- ベストレース:ドイツGP
20 ケビン・マグヌッセン
- ドライバーズ:16位 20pt
- 優勝:0回
- 表彰台:0回
- ポールポジション:0回
- ファステストラップ:1回
本来エース格であるはずのグロージャンに対して、2年連続で成績で上回り、実質エースとなった感があります。とはいえ、時折みせる荒っぽいレース運びはエースドライバーとしてやや心許なく、私としてはグロージャンに代えてヒュルケンベルグを獲得した方が、マグヌッセンの更なる成長のためにも良かったんじゃないかなぁ、なんて思うわけです。
コース上でも接近することの多いハースの2人。それだけ実力は似たもの同士と言えるのでしょうが、2020年も何かと騒がせてくれそうです。
【総括】
- 実質エース
- 4㎏増量
- FLボーナス無し
- ベストレース:オーストラリアGP
ウィリアムズ
63 ジョージ・ラッセル
- ドライバーズ:20位 0pt
- 優勝:0回
- 表彰台:0回
- ポールポジション:0回
- ファステストラップ:0回
メルセデスのジュニア・ドライバー・プログラムの一員として、2018年F2チャンピオンを土産にF1レギュラーデビュー。年間を通してクビサを上回る走りをみせます。特に予選では20戦全勝と全く寄せ付けず、Q3敗退が当たり前なマシンでハンガリーGPではあわやQ2進出かという走りを披露。速さを示しました。大荒れの展開で「宝くじ」と化したドイツGPで、ラッセルではなくクビサがチーム唯一のポイントを獲得したのは何とも皮肉でしたが、大きな可能性を感じさせるデビューシーズンでした。
【総括】
- ボッタスのライバル
- 予選全勝
- 0ポイント
- ベストレース:ハンガリーGP
88 ロバート・クビサ
- ドライバーズ:19位 1pt
- 優勝:0回
- 表彰台:0回
- ポールポジション:0回
- ファステストラップ:0回
ついに帰ってきたクビサ。いやいや、あのラリー事故の内容からして、こんな日が来るとは正直思えませんでした。無事で、F1キャリアを重ねていたら、おそらくフェラーリへ移籍して、それに関わる人達、例えばキミやベッテルなどの動向もまた違ったものになっていたかもしれません。
マシンの出来もあって、けして輝かしい復帰シーズンとはなりませんでしたが、ドイツGPの1ポイントは価値ある仕事でした。
【総括】
- 奇跡の復帰
- 予選全敗
- 1ポイント
- ベストレース:ドイツGP
SNSなし
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如何でしたでしょうか?
全5回に分けて、2019年シーズンを振り返ってみました。全体を振り返ってみると、レッドブルが戦闘力を上げてきた中盤戦あたりからバトルも増加して、見応えのあるレースが多かったシーズンに思えます。その一方で、ドライバーズタイトル争いは、あっさりハミルトンに決まってしまった感があり、序盤戦からのメルセデスチームとしての総合力の差が出たのではないでしょうか。
2020年シーズンも大きな規約変更はありません。なのでメルセデス、フェラーリ、レッドブルの「3強他弱」であることはかなり濃厚だと予想されます。その中で、もっと面白いタイトル争いを期待するうえでも、フェラーリとレッドブルには2nd ドライバーを交えた総合力での勝負、打倒メルセデスに挑んで頂きたいです。
今後もプレシーズンの話題、新車発表やテスト情報を中心に、開幕オーストラリアGPまで執筆していきます。引き続き宜しくお願いします。
※当ブログは、PCを所有していない情弱な者がスマホから執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。