超ライコネン
こんにちは。今回の舞台はコロナ禍での特別開催となったポルトガル、アルガルベ・サーキット。
ポルトガルGPといえば、ちょい古いF1好きからすると「エストリル」が浮かぶと思いますが、ジャック(ヴィルヌーブ)がミハエル(シューマッハ)に「大外刈り」をかました1996年エストリル以来、24年ぶりのポルトガル開催となりました。
頭ではなく走りが輝いていた頃のジャック(画面 左)
このオーバーテイクシーンである最終コーナーや最初のターン1、2あたりはアルガルベとエストリルは似た感じに思うのですが。ポルトガルってこういうチャレンジングなレイアウトが好みなんですかね?観ていて最高に楽しいです◎
さて今回も爺さんキミさんを追いかけてます。
今後の出走レースは全て最多記録なわけですから、この貴重な時間を共有できる喜びを記録していきます。
目次
2020年ポルトガルGPを振り返る
予選
キミ・ライコネン:16位
ここ最近パッとしない予選が続いたキミさんですが、今回はQ1ラストアタックで決めてくれます。15位浮上↑↑
残る面子をみれば「これは突破か?」と私の心も浮上したわけですが、最後の最後にラッセルにやられてしまいました。。
ウイリアムズのマシンでコンマ3弱も上回られてしまったらラッセルを褒めるしかありません。
思えば前回キミさんは彼を撃墜してしまったわけで、今回の撃墜返しで「おあいこ」というわけです。んん?
「昨夜の変更のあと、今朝はマシンが本当によい感触だったが、風が強くなると苦労し始めた。全体的に、マシンの挙動はよかったが、追い風が吹くと本当に苦しんだ。乗り越えようとしたし、できることはやったが、今日は十分ではなかった。違うコンディションであれば、全く違う話になったかもしれない。でも結局のところ全員が同じ条件だった。もちろんがっかりしているが、明日順位を取り戻すことができる」
決勝
キミ・ライコネン:11位
いやぁ…すごかった。
なんじゃ?あのオープニングの数分間は??
ドニントンのセナ(1993年)みたいじゃないか、なんて思いながらも、正直なにが起きてるのかよく分かんなかったから、後で何回も見直したw
落ち着いて振り返ってみよう。
蹴り出しは普通。
いや、むしろソフトだから悪いくらいw
最初の数コーナーでは順位落としてるしw
この辺から超(スーパー)ライコネンがログイン。
ネンっ!
ネンっっ!
ネネンっ!
ネーンっ♪
上位争いも入れ替わり激しい展開に。
まるでゲームのような絵面…ん?
なんかいるっwww
炎のように突きすすむ超さん。
なんとまあ、フェルスタッペンまで抜いてしまいます。
胸熱な5位浮上の決定的瞬間がこれ。
この約5秒後に超さんログアウトで抜き返されますが、夢のような2周弱でした。
完全ドライになって後退したあとも、普通ライコネンで健闘。
あのまま「ちょい濡れハーフウェット」なコンディションが続いたら、サインツと優勝争いだったかも、と夢みるくらいイイ走りでした◎
「最初の数周はとてもよかった。よい位置にいたので、何台ものマシンを追い越した。でも結果を出せなかったので、最終的に重要ではなかった。できることをしたが、残念ながら、最後にベッテルを抑えておくことができなかった。レース・ペースはそれほど悪くなかったが、あのスタート順位では、順位を上げるのが簡単ではない。マシンの感触は良かったが、現段階ではポイント・フィニッシュするにはわずかに足りないものがある。来週はもっと順位を上げることができるよう願っている」
まとめ
いやぁ面白かった。
キミさんのオンボード映像を検証した結果、スタートで18位まで下げた直後からスパート開始。2周目の途中では約5秒間だけながら5位に上がり、正確には13台抜き達成しています。
レース後のフェルスタッペンのコメントで「ショックだった」と言わせた会心の走り、めちゃ嬉しかったわぁ。。
あまりに楽しかったので、後日YouTubeに編集動画をアップしちゃう予定。
10/28 追記
動画編集は完成したけど、秒でブロックされちゃいました涙
編集しながら改めてカウントしたけど、やはり瞬間的に18位まで後退して、瞬間的に5位まで浮上してました!
カウントがあると楽しさ倍増なので、なんとか公開したいけど、こればかりは権利の問題で仕方ないです。。
結果としては今回も入賞出来ず、本人も素っ気ないコメントを残すに終わってしまいましたが、応援している立場からすると見せ場もご馳走。ありがとうです。
今週末のイモラでは来年の契約発表があるものと勝手に決めつけてますので、アルファロメオさんよろしくお願いします。