おめでとう角田裕毅!F2マゼピンの乱
こんにちは。注目のF2サクヒールGPレース1、アルファタウリ・ホンダへのF1昇格を目指す角田裕毅が会心のポールトゥウィン。これ以上ない結果を残しました。
F2サクヒールGPを振り返る
レース1
予選から速さをみせていたけど、決勝は圧巻でしたね!
前戦の反省からか、スタートでやや慎重になってマゼピン(危険人物)とシュワルツマンに先行される展開になるも、この日の角田は冷静でした。
ピットストップで2人の前に出た直後、熱の入ってないハードタイヤで無理に抵抗せず、再び後ろで機を伺う落ち着きをみせます。これが大きなポイントでしたね。
終盤、上位勢の中でもタイヤを上手に労った角田が、シュワルツマンとマゼピンを仕留めて見事に優勝!このプレッシャーのかかる大一番で最高の結果を残しました。やったやった!
けして楽なバトルではなかったですね汗
このシュワルツマンとの場面は怖かった。
ピットアウトしてきたルンガーとの速度差がエグい。
ピットレーン出口付近でのバトルはこういう危険性があると知らしめる3ワイドです。恐ろしい。。
そして世界中を震撼させたマゼピンの乱。
この角田へのエゲツない幅寄せはサイコパスそのもの。おそらく本能でやってます。ヤバすぎ。
被害はドルゴヴィッチにも及ぶ。
再三にわたる幅寄せ。終いには看板まで破壊させる暴君ぶり。
ホントにこの人F1来ちゃうの?ヤバくない??
レース後、角田がマゼピンに対して「コース外からアドバンテージを得た」という謎審議がかけられるも、お咎めなし。マゼピンが「ピットレーンに追いやった」という判定が下ります。
当たり前です。あの場面のどこにアドバンテージがあったんだよ、とw
【マゼピンの乱に下された裁定】
・角田に対するメインストレートでの幅寄せ
→タイム加算+5秒、ペナルティポイント+2
・ドルゴヴィッチに対する幅寄せ
→タイム加算+5秒、ペナルティポイント+2
この表彰台の光景が物語ってますね。
香ばしいぞマゼピン。
F1速報 2020年 12/17号 第16戦 サクヒール GP
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レース2
12/7 更新
ランキング4位以内を確定させて迎えたレース2。
プレッシャーから解放された角田の走りに期待が高まりましたが、こちらも素晴らしいレース運びでしたね。
スタートの位置どりが悪く、順位を大きく下げたのは痛手でしたが、そこからのリカバリーはお見事。
スタート直後からアイロットを妨害するためにタイヤを壊したミック・シューマッハとは対照的に、抜群のタイヤマネージメントを発揮して次々とオーバーテイク。2位表彰台&FLをゲットです。
終わってみればアイロットと1ポイント差のランキング3位。まる子を納得させるに十分な結果と内容ではなかったでしょうか。アルファタウリ・ホンダからの正式発表を待ちたい。
まとめ
まだF1昇格が確定したわけではありませんが、レッドブル・ホンダのアルボンが2021年は「レッドブル残留かリザーブ」というアナウンスがあっただけに、角田のアルファタウリ・ホンダ入りはかなり濃厚といえます。(個人的にはレッドブルでもいいと思っている)
このレース1でみせた冷静さと気持ちの強さはF1での大きな武器になると思うし、ガスリー相手にどこまでやれるのか、ちょっと気が早いけど楽しみです。
ひとまず角田裕毅おめでとう。