F1山田さん

詳しくないけどF1好き。キミ・ライコネン、角田裕毅を応援。そのほか雑記もいろいろ書いてるブログです。

【F1】全チーム日程が出揃う-F1 2020

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

プレシーズンということもあり、最近はDAZNの「Legend of F1」を観ています。直近では「A・セナ 最後のチームメイト」を視聴。当時を思い出して悲しい気持ちになったのはもちろんですが、このような「過渡期」を経て今のF1の安全性は確立されたんだと、改めて実感しました。現在のデーモン・ヒル、デイビッド・ブラバム(=レアキャラ)が出演していて、現在のイモラサーキットで語っています。見応えありなので、未だの方は是非。

さて、新年が明けたと思ったら、早いものでもう2月。で、2月といえばF1では新車発表、そしてプレシーズンテストと、今シーズンを占う意味で重要な予定が組み込まれています。

先陣を切って新車発表を行うのがフェラーリ。昨年マシン「SF90」は、ざっくり言って低速区間を苦手としていて、その結果タイトル争いに深く関わることが出来ずに終戦。その反省を踏まえてか、新車ではレーキ角を変更するなど「アグレッシブ」なコンセプト見直しが図られていると言われてます。空洞実験では厳しい数値データを示した、などと噂されてますが、F1なんて「騙し合い」の世界ですから、何が本当かなんて開幕戦まで分かりません。新車発表会はイタリアのロモロ・ヴァッリ・ムニキパーレ劇場において開催。2月11日(火)日本時間12日2時30分にフェラーリ公式facebookライブ配信されるとの事です。

続いて新車発表が予定されているのがレッドブル。ホンダPUとコンビを組んで2年目、フェルスタッペンの最年少ワールドチャンピオン「ラストチャンス」ということで、大注目ですね!この記事を執筆している時点(2/1)では、この新車発表(=即シェイクダウン)は公式アナウンスではなく、ヘルムート・マルコの発言によるものですが、例年、新車の完成が遅れるレッドブルにしてはかなり順調な進捗で、3強の中ではPU含めて最も「伸び代」がありそうなだけに、走り出しから楽しみにしています。昨年のプレシーズンテストでは、初っ端にガスリーがマシンを壊してプログラムに遅れが生じただけに、特に壊し癖のあるアルボンには十分気をつけて頂きたいです。シェイクダウンの日程は2月12日(水)イギリス・シルバーストーンにて。

そして、王者メルセデスは3強の中で1番最後の新車発表になるわけですが、個人的には今のレギュレーションでは「完熟」しきった感があり、「伸び代」としては微妙な気がします。が、逆を言えば、序盤から一貫して高いレベルだろうと予想するのは容易く、昨年のプレシーズンテストのように盛大な「三味線をひく」事があったとしても、浮かれることなく注視しようと心掛けています。まあ…それもそうだけど、2021年以降もF1に「コミット」するのか、フォーミュラEへ注力するなんて話も出ている事が気がかりです。もしメルセデス撤退なんてことになると、F1がますます寂しくなりますからね。新車「W11」は2月14日(金)イギリス・シルバーストーンシェイクダウンされる予定。

その他のチームでは、やはり個人的に応援してるキミ・ライコネン所属のアルファロメオ。2月19日(水)プレシーズンテスト当日のスペイン・バルセロナで新車発表となります。どーでしょう?いくら贔屓目にみても、年間通しての競争力があるとは予想し難いのですが…うーん。キミさん、2021年以降のF1活動はまだ「白紙」の状態なので、「F1 ZONE」で目を釘付けにして観ていこうと思います。

それにしても、改めて思うのは新車発表が昔に比べて「淡白なもの」になったなぁ、ということ。コスト削減、効率化といったところでしょうが、それなりに派手なフェラーリを除いてはは実に質素。昨今のマシンに大きな「イノベーション」が起きないこと、そして私自身が歳をとったことも関係するのだろうけど、F1を見始めた頃に感じた「強烈なインパクト」はもう新車発表では味わえないのかなぁ、なんて思っちゃうわけです。

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発表会の画像はみつからなかったけど、このベネトンB191B(1991年)の新車発表会は強烈でした。頭の中の記憶では、大きく傾斜された舞台にマシンが置かれて、派手な音楽、そして照明に照らされていたと思います。そこで、現在まで続く「吊り下げ式ノーズ」が初お目見えしたわけですが、そりゃもうぶっ飛びましたよ。「なんじゃこりゃ」と。前年にもティレル019が”アンヘドラルウイング”と呼ばれる「ハイノーズ」を披露していたわけですが、当時ティレルよりもずっと強豪だったベネトンが、フロントウイングステーを用いてティレルの“それ”を「ブラッシュアップ」させてきたわけです。伝わりますでしょうか?この衝撃が。革命、まさにイノベーションが起こった瞬間を、当時小学生だった私は目撃したわけです。ああ、懐かしい。


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最後にプレシーズンテストの日程を確認しましょう。

第1回 バルセロナ (日本時間 17:00-21:00  22:00-2:00)

  • 2/19
  • 2/20
  • 2/21

第2回 バルセロナ (日本時間 17:00-21:00  22:00-2:00)

  • 2/26
  • 2/27
  • 2/28

うーん、少ない。物足りない。まあシュミレーターも発達しているし、時代背景もアレなのでこればかりは仕方ないか。開幕前に「あーだ、こーだ」と語るのも最高に楽しいのになぁ、なんて思いながら新車発表を待ちたいと思います。


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※当ブログは、PCを所有していない情弱な者がスマホから執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。

 

2020年も応援【キミ ライコネン】

こんにちは。最近iPhoneの「Lightningイヤホンジャック」が断線して、音楽が聴けなくなりました。あれ、本当に「ダサい」うえに「ちゃっちい」ですよね。スティーブ・ジョブズが存命なら「全然クリエイティブじゃない」と嫌悪感を露わにすると思います。結局、近くのコンビニで買いましたけど、1000円って高っ!もうこれ「AirPods買え」ってことでしょうか。うーん、「買ったら負け」な気がしてきた。

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さて、今回は私の「推しドラ」である、キミ・ライコネンに特化した記事を書きます。やっぱりこのテーマが書きたくて、ブログを再開したといっても過言ではありません。とはいえ、この時期に目立った動きなどなく、クリスマスに「トナカイ」に化けた程度なので、淡々とした内容でいきます。

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うーん、なんだか良い。以前から、アイスマンというキャッチフレーズとは裏腹の「陽キャ」ぶりが度々リークされることはありましたが、その殆どが「お酒絡み」で、「素面」での情報発信がされるようになったのはSNSが普及した最近のこと。私生活が充実していることが伺えていい感じです。ありがとう4G、頼むぞ5G。

古巣へ戻る形でアルファロメオへ移籍した昨シーズンは、確かにフェラーリ時代よりも目立つことはなく、表彰台にも上がれない1年でした。

fumi2020.hatenablog.com

ただ、前半戦12戦8入賞の奮闘は同じ「40歳のおっさん」としてグッとくるものがあったし、何よりフェラーリの糞戦略にイライラさせられることが無くなったのは、応援している側にとっては大きな「安心感」でした。後半戦はフェードアウト気味だったのがアレですが、まあまあ、他チームに比べてマシンがアップデート出来なかった、ということにしておきましょう。きっとそうですとも。ええ。


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2020年は、本人が「関心ない」と語っている最多出走記録の更新が確実視されています。2001年デビューですから、丸20年ですか。いやいや違った、1度クビ…いえ、WRCへ転向していたので、丸18年での到達となりそうです。以前にも少し書きましたが、この年月、これ本当に凄いことですよね。だって、この歳になると視力も落ちるし、身体の「あちこち」が痛くなるし。もっと具体的に凄さが分かるのが、F1マシン、運営ルール。2001年から2020年までの20年間で、一体どれだけ変化したんだ?何回レギュレーション変わったんだ?って話ですよ。

主なレギュレーション経緯

  • 2001 - V10エンジン、グルーブドタイヤ、レース中の給油、トラクションコントロール
  • 2002 - 電子制御パワステ禁止
  • 2003 - 予選2日制1ラップ方式、入賞8位まで拡大、チームオーダー禁止
  • 2004 - 予選土曜1日制1ラップ×2方式
  • 2005 - 予選2日制1ラップタイム合算方式→(途中から)1日制1ラップタイム方式、予選・決勝レースで使用可能なタイヤは1セットに制限(タイヤ交換の原則禁止
  • 2006 - V8エンジン(V10廃止)、タイヤ交換の復活、予選ノックアウト方式導入
  • 2007 - エンジン回転数を最大19,000rpmに制限、レース中のタイヤ交換義務、テストの制限
  • 2008 - トラクションコントロールシステム禁止
  • 2009 - エンジン回転数を最大18,000rpmに制限、KERS導入、スリックタイヤ、ダウンフォースの大幅低減(リアウイングの大幅な小型化、エアロパーツの大幅制限など)
  • 2010 - 給油禁止、入賞10位まで拡大
  • 2011 - DRS導入、チームオーダー禁止の撤廃
  • 2012 - 順位を守るためのライン変更は1回に制限(蛇行運転の禁止)
  • 2014 - パワーユニット導入(V8廃止)、最終戦のみ入賞ポイント2倍
  • 2015 - 最終戦のみ入賞ポイント2倍の廃止
  • 2018 - コックピット保護デバイス「HELO」義務化
  • 2019 - エアロパーツ各種簡略化(エアロフォース効果低減対策)

主なものだけ書き出してみましたが、これだけの変化に対応して、かつ第一線でレースを行うって、本当に大変なことだと思うし、「柔軟性」が問われることだと思うのです。だってV10ですよ、大まかに分類して「V10→V8→PU」の3世代なわけです。モバイル通信に例えるなら「1G→2G→3G」です。単なる「アナログ音声通話」から「スマートフォン」に変わったと同じなわけですから、この20年間の「F1イノベーション」の強烈さが分かるかと思います。(盛りすぎ?)

で、これ書いていて思い出したのが、2005年の「タイヤ交換の原則禁止」という空前のクソ規約ミシュランタイヤの安全性の懸念によって、14台が「フォーメーションラップのみで棄権」したアメリカGPの「事件」は余りにも有名なわけですが、我らがキミさんも記憶に残る「事故」起こしましたよね。第7戦ヨーロッパGP、トップ走行中にブレーキングをミスって、タイヤに「フラットスポット」を作ってしまったキミさん。2位とはまだ10秒以上の差があったわけですから、普通なら最後の給油ピットインついでに「タイヤ交換すればOK」な展開だったのに、このう◯こルールですよ。もう観てる方はやるせないというか、2位アロンソが刻々と迫ってくるのが、とにかくムカつきましたね。キミのオンボード映像でも「バイブレーション」が酷いのがハッキリ分かるようになってきて、そしてファイナルラップの第1コーナーで、サスペンションが限界を迎えて破損してしまうわけです。これ本当に危ない事故でしたよ。タイヤがヘルメット直撃してもおかしくない危険なシーンで、それにも本当に腹立った覚えがあります。

そんなこんなで、今年もF1でレースしてくれるキミさん。私も全力で応援していきたいです。気になる2020年の始動ですが、どうやらプレシーズンテスト当日の2月19日、スペイン・バルセロナアルファロメオの新車発表が行われ、そのままシェイクダウン&テスト開始という運びになりそうです。

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当カテゴリでは、プレシーズン中もテストの内容などを踏まえて、キミ・ライコネンに特化した記事を書いていく予定です。今年も年間通して安全に、健康で、そして出来れば表彰台の勇姿が見たい!そんなわけで「キミ・ライコネンの記事」第1回を締めさせて頂きます。お粗末様でした。


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※当ブログは、PCを所有していない情弱な者がスマホから執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。

【F1】新型コロナウイルスによるF1への影響

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

ここ数日、世界中を震撼させている新型コロナウイルス。中国武漢市で発生したこの新型肺炎は、当記事を執筆している時点(1/28)で死者108人、患者数4,000人以上と感染が拡大しています。日本国内でも武漢市への渡航歴がない男性が感染するなど、人から人への感染が強く懸念されているところです。

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中国といえば、F1でも4月17日-19日に上海インターナショナルサーキットで開催が予定されていますが、既に中国の国家体育総局が「4月まですべてのスポーツイベントを中止・延期する」という決定を下したという報道もあり、F1開催への影響は必至とみられます。

www.as-web.jp

以前にも、新型肺炎が世界を震撼させた事例がありましたが、SARSが生じた2003年の中国、MARSが感染拡大した2015年の韓国、ともにF1開催はありませんでした。また、F1開催の中止・延期といえば、2011年のバーレーンGPがバーレーン騒乱の影響で、3月開催から10月へ延期されたのち、中止となった例は記憶に新しいところです。


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  • 中国、4月のスポーツイベント中止・延期を示唆
  • SARS、MARSの時はF1開催なし
  • 2011年にバーレーンGPが延期→中止

これらを踏まえて、おそらくですが、今年の中国GPは一旦、開催カレンダーの後半へ延期されるとみるのが妥当ではないかと予想します。

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そして何より、最も重要なのは私たちの健康への影響です。ネット上では様々な憶測が流れています。幸か不幸か、情報が「民主化」された今、Googleで検索すれば新型コロナウイルスの情報が溢れ出てきます。こんな時こそパニックにならず、落ち着いて行動したいものです。

  • 人混みを極力控える
  • うがい、手洗いの徹底
  • アルコール消毒の徹底(スマホなど)
  • マスクの着用(こまめに交換する)
  • 十分な睡眠時間の確保
  • 食事をしっかり取る

これらインフルエンザ予防同様の「基本的な衛生管理」が有効とみられています。

今回はF1の話題からやや逸れましたが、日常の健康があってこその生活、娯楽です。皆健康に過ごせるよう、1日も早い事態収束を願っています。

 

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【F1】2019年F1簡単まとめ part.5 ハース、ウィリアムズ編

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

さて、引き続き2019年F1をドライバー別にせっせことまとめてます。前回はレーシングポイントとアルファロメオでしたが、最終回part.5ではハースとウィリアムズの4名について書きます。

 

fumi2020.hatenablog.com

リッチエナジーという「胡散臭い飲料メーカー」とタイトルスポンサー契約を結んだハースでしたが、その後、リッチエナジー側の問題でシーズン途中の9月には契約解消という憂き目に。そんなゴタゴタに象徴されるようにチームは低迷。予選こそ速さをみせるも、決勝になると相変わらず両ドライバーがミスを繰り返し、下位に沈むパターンが通例となります。マシン側にもタイヤマネージメントの問題があったので、この低迷も仕方がないものでした。

一方のウィリアムズ、前年から始まった大不振の流れは変わらず、常にテールエンダーに甘んじます。タイトルスポンサーがマルティーニからROKiTに変わり、ドライバーではロバート・クビサがラリー事故から奇跡のF1レギュラーシート復帰を果たすなど、戦績以外のところでの話題しかない印象でした。

それでは早速いってみましょう。


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ハース

8 ロマン・グロージャン

  • ドライバーズ:18位 8pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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2019年のグロージャンに関しては、ほんとに良いところを見出すのが難しくて、予選も決勝もマグヌッセンに負け越し。獲得ポイントは僅か8ポイント。彼の2020年シートはまず無いだろうなという内容に思えましたが、チームは2020年も契約を延長。首の皮一枚キャリアが繋がったという印象です。小松さんの存在も大きいのかもしれませんね。

【総括】

  • 毎年クビ候補
  • 小松さん
  • プラモデル
  • ベストレース:ドイツGP

20 ケビン・マグヌッセン

  • ドライバーズ:16位 20pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:1回

f:id:fumi2020:20200127235413p:image

本来エース格であるはずのグロージャンに対して、2年連続で成績で上回り、実質エースとなった感があります。とはいえ、時折みせる荒っぽいレース運びはエースドライバーとしてやや心許なく、私としてはグロージャンに代えてヒュルケンベルグを獲得した方が、マグヌッセンの更なる成長のためにも良かったんじゃないかなぁ、なんて思うわけです。

コース上でも接近することの多いハースの2人。それだけ実力は似たもの同士と言えるのでしょうが、2020年も何かと騒がせてくれそうです。

【総括】

  • 実質エース
  • 4㎏増量
  • FLボーナス無し
  • ベストレース:オーストラリアGP

ウィリアムズ

63 ジョージ・ラッセル

  • ドライバーズ:20位 0pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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メルセデスのジュニア・ドライバー・プログラムの一員として、2018年F2チャンピオンを土産にF1レギュラーデビュー。年間を通してクビサを上回る走りをみせます。特に予選では20戦全勝と全く寄せ付けず、Q3敗退が当たり前なマシンでハンガリーGPではあわやQ2進出かという走りを披露。速さを示しました。大荒れの展開で「宝くじ」と化したドイツGPで、ラッセルではなくクビサがチーム唯一のポイントを獲得したのは何とも皮肉でしたが、大きな可能性を感じさせるデビューシーズンでした。

【総括】

  • ボッタスのライバル
  • 予選全勝
  • 0ポイント
  • ベストレース:ハンガリーGP

88 ロバート・クビサ

  • ドライバーズ:19位 1pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

f:id:fumi2020:20200127235552p:image

ついに帰ってきたクビサ。いやいや、あのラリー事故の内容からして、こんな日が来るとは正直思えませんでした。無事で、F1キャリアを重ねていたら、おそらくフェラーリへ移籍して、それに関わる人達、例えばキミやベッテルなどの動向もまた違ったものになっていたかもしれません。

マシンの出来もあって、けして輝かしい復帰シーズンとはなりませんでしたが、ドイツGPの1ポイントは価値ある仕事でした。

【総括】

  • 奇跡の復帰
  • 予選全敗
  • 1ポイント
  • ベストレース:ドイツGP

SNSなし


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如何でしたでしょうか?

全5回に分けて、2019年シーズンを振り返ってみました。全体を振り返ってみると、レッドブルが戦闘力を上げてきた中盤戦あたりからバトルも増加して、見応えのあるレースが多かったシーズンに思えます。その一方で、ドライバーズタイトル争いは、あっさりハミルトンに決まってしまった感があり、序盤戦からのメルセデスチームとしての総合力の差が出たのではないでしょうか。

2020年シーズンも大きな規約変更はありません。なのでメルセデスフェラーリレッドブルの「3強他弱」であることはかなり濃厚だと予想されます。その中で、もっと面白いタイトル争いを期待するうえでも、フェラーリレッドブルには2nd ドライバーを交えた総合力での勝負、打倒メルセデスに挑んで頂きたいです。

今後もプレシーズンの話題、新車発表やテスト情報を中心に、開幕オーストラリアGPまで執筆していきます。引き続き宜しくお願いします。

 

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【F1】スバル・コロー二・レーシング-思い出のF1 vol.02-

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

今回の「思い出のF1」も、旧ブログ記事をリライトして復刻させたものになります。第1回は伝説の迷車ライフL190だったわけですが、第2回はそれに勝るとも劣らないマシン、というかエンジンを紹介します。

fumi2020.hatenablog.com

 

ライフL190と並び1990年を代表する伝説のマシン…

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コロー二C3B

スバルの“十八番”である水平対向エンジン「スバル・モトーリ・モデルニ1235」を搭載した当マシンは、1度も予備予選を通過出来ないという負のインパクだけを残し、僅か8戦でスバルは撤退してしまいます。その後、コスワースDFRエンジンを搭載し「C3C」と改めてシーズンを戦うと予備予選を4度目突破してみせます。こうしてみると「やっぱりスバルが駄目だった」と言われてしまいそうですが全くその通りで、搭載を見送る決断をしたミナルディの判断は「正しかった」と証明されたのです。

果敢に低重心を追求した挑戦は、あえなく大失敗に終わったわけですが、そもそも水平対向エンジンは低重心、低振動というメリットとは裏腹に、横方向の面積が広く空力面で不利、そして縦方向の面積が今度は狭いためにシャシー剛性に不利、といったF1マシンにとって致命的なデメリットが存在していたわけで、この惨状も必然だったといえます。

スバル・モトーリ・モデルニ1235

  • 水平対向12気筒DOHC
  • 排気量:3,497cc
  • 最高回転:13,000rpm
  • 最高出力:600馬力以上

【特徴】

  • 低重心、低振動
  • 横面積大、縦面積小
  • やたら重い

失敗に終わったとはいえ、現代F1が失いつつある創造性、意外性が集約されたエンジンではないでしょうか?

「水平対向スバル+12気筒=無敵」

少し考えればんなわけないのは明確ですが、当時はこの様な自由な発想が出来て実現した、そんな素敵な時代だったわけです。

ちなみに、散々スバルをdisってしまった格好の私ですが、何を隠そうスバリストなんです。良さを理解してるうえでの愛情表現?みたいなものとご了承下さいませ。

- 旧ブログ記事(2006 12.8)より編集 -


<復刻版>F1 (エフワン) 速報 1990 総集編 (F1速報)

kimibito.blog103.fc2.com

 

※当ブログは、PCを所有していない情弱な者がスマホから執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。

【F1】2019年F1簡単まとめ part.4 レーシングポイント、アルファロメオ編

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。突然TVリモコンが効かなくなりました。ネット中心とはいえ、DAZNを観るときは「大画面は絶対」なので焦りました。結局、原因はリモコン側の電池が「接触不良」起こしていたみたいで、何度も入れ替えたり「ゴニョゴニョ」やってるうちに復活。made in Japan もなかなか品質微妙で悲しいです。

さて引き続き2019年F1をドライバー別にせっせことまとめてます。前回はルノートロロッソでしたが、part.4ではレーシングポイントとアルファロメオの4名について書きます。

fumi2020.hatenablog.com

フォースインディア改めレーシングポイントは、新たにストロール坊ちゃんが加入。実力者ペレスとの比較が注目でした。また、前シーズン中の財政難によるマシン開発への影響か、夏休み前のハンガリーGPまではかなりの苦戦を強いられることに。それでも後半は流石のリカバリーをみせ、一応の格好は付ける形でシーズンを終えます。

一方のアルファロメオ。注目はなんと言ってもキミ・ライコネンの加入。ルクレールと入れ替わる形ですが、私自身ずっと応援してきたドライバーなだけに現役続行は嬉しかったですね!このような規模のチームでどんな仕事をするのかも楽しみで、実際マシン開発が鈍くなったと思われる中盤戦までは、素晴らしい仕事をしてくれました。

それでは早速いってみましょう。


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レーシングポイント

11 セルジオ・ペレス

  • ドライバーズ:10位 52pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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毎年粘り強い走りで結果を残してきたペレスですが、デビュー当時はメキシコのペイドラという偏見の眼差しで見ていた私。もうF1観るのやめてしまえばいいのに、というくらい私が間違っていました。マシンの戦闘力に泣かされた中盤戦以外は流石の走りでチームを牽引。表彰台は無いものの入賞11回はお見事。ヒュルケンやオコンを退けてきた実力を如何なく発揮しました。

今年は現行体制のまま、昨シーズンより安定した状況で挑めるのは大きいですね。坊ちゃんがアレなので、引き続きチームの期待を背負うことになりそうです。

【総括】

  • 真のエース
  • 入賞製造機
  • 3年契約延長
  • ベストレース:ベルギーGP

18 ランス・ストロール

  • ドライバーズ:15位 21pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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実力者ペレスにどの程度通用するのか興味あったけれど、見事に跳ね返されてしまいましたね。特に予選での3勝18敗はヤバい。荒れたレースでの「生存率」は相変わらず健在ですが、逆言うとそれだけな内容でした。

坊ちゃんなので当然シートは安泰ですが、ペレスからもっと学び、改善しないとパパも困っちゃうでしょうね。

【総括】

  • パパ
  • 乱戦歓迎
  • 終身雇用
  • ベストレース:ドイツGP

 

アルファロメオ

7 キミ・ライコネン

  • ドライバーズ:12位 43pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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アルファロメオの前身ザウバーからF1デビューしてから18年後、現役最年長として古巣へ復帰したキミ。私とたった1日違いの同じ歳として、ずっと応援してきたドライバーです。数年前まではキミに特化したブログも執筆していました。私はアスリートでも何でもなく、日々平凡な日常を過ごしているだけなのに、この歳になると身体のあちこちが痛くなったり、視力が衰えてきたりと、若い頃とは違うことをいろいろ痛感します。きっとキミも若い頃とは勝手が違うことがある中、今もF1を続けてくれてただただ「ありがとう」と思うわけです。

前置きが長くなりました。シーズン序盤から期待通りの仕事ぶりでポイントを重ね、前半12戦で8回入賞と抜群の安定感をみせます。他のチームが開発スピードを上げ、相対的に苦戦を強いられた後半戦はトーンダウンした感がありますが、ベテランとしての役割を存分に果たせた1年だったと思います。

いよいよ最多出走記録の更新が期待されている今年。それ以降のことは分かりませんが、まずは年間通して健康で怪我なく過ごしてほしいです。応援しています✨

【総括】

 
 
 
 
 
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Full blown circus today!

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99 アントニオ・ジョビナッツィ

  • ドライバーズ:17位 14pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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キミで長く時間掛けちゃったので割愛

…まあまあ、前半戦はアレでしたけど徐々に改善して後半戦はキミに肉薄、時には上回る場面もみられました。やっぱり才能はあるんですね!

自信がついた今年は序盤戦からチームに貢献出来るのか注目です。もし年間通してキミを上回る様なら、フェラーリ移籍への可能性もひょっとしたらひょっとするかも??うーん。

【総括】

  • 初入賞
  • 断髪式
  • 無謀なタイヤマネージメント
  • ベストレース:オーストリアGP


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如何でしたでしょうか?

最終回part.5ではハースとウィリアムズの4名です。近日中に更新予定ですので宜しくお願いします!

 

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【F1】2019年F1簡単まとめ part.3 ルノー、トロロッソ・ホンダ編

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

引き続き2019年F1をドライバー別にせっせことまとめてます。前回はレッドブルマクラーレンでしたが、part.3ではルノートロロッソの5名について書きます。

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ルノーといえばリカルドの電撃加入。本当に驚きました。どう考えてもルノーは無理ゲーでしょ?上位3チームからかなり劣るパッケージで、しかもPUは信頼性「う◯こ」ちゃん。よっぽどインチキでもしない限り「勝ち負け」にならないのは、私でも想像がつきました。実際さほどインパクト残すことなく静かにシーズン終えるわけですが、この状況は2020年も大して変わらないと予想してます。

一方、ホンダPU2年目のトロロッソも1度クビになった者同士、というサプライズなドライバー布陣。更にシーズン後半にはガスリーがレッドブルから降格して戻ってくる、という2度サプライズで凄いことに。そんな状況下で表彰台2回を含むシーズン6位という好成績を残し、2020年からはチーム名をアルファタウリへと改名します。言い難い。

それでは早速いってみましょう。


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ルノー

3 ダニエル・リカルド

  • ドライバーズ:9位 54pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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少し厳しい表現でまとめると「ヒュルケンベルグに毛が生えた程度」の戦績、これで推定年俸37億円?という印象でした。いくらリカルドが優れたドライバーでも出来ることは当然限られているわけで、根本のマシンがダメならそりゃ表彰台も厳しいだろ、と。私的にはサインツ継続でマシン開発へ投資した方が良かったと今でも思っています。

各チームの力関係に大きな変化が無さそうな今年、再びリカルドは苦戦するのか?もう1年我慢してフェラーリ移籍なんて話もありますが、そんな上手くいくのかな?このまま才能が埋もれなければいいけど、ちと心配です。

【総括】

  • シューイお預け
  • 御意見番
  • ベストレース:カナダGP

27 ニコ・ヒュルケンベルグ

  • ドライバーズ:14位 37pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台: 0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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Welcome to the family Brooo..
Looking forward to go hunting together next year!@danielricciardo

「やあ兄弟、ファミリーへようこそ。来年、一緒に“狩り”が出来るのを楽しみにしてるよ!」

ううぅ…このツイートの1年後に自分が狩られる運命だとは…泣けてくる。。何だろ?実力はあるし、一定の戦績も収めてきたけれど、「持ってない」というか「出る杭は打たれる」というか。表彰台未到達のままF1を去ることになりそうです。

13年にザウバー移籍しなかったら、17年にメルセデス移籍出来ていたら…たらればが尽きない惜しいドライバーでした。

【総括】

  • 放出
  • ドイツGPが全て
  • F1引退?
  • ベストレース:オーストラリアGP

 

トロロッソ

コンストラクター:6位 85pt
優勝:0回
ポールポジション:0回
シャシー:STR14
パワーユニット:ホンダRA619H

26 ダニール・クビアト

  • ドライバーズ:13位 37pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:1回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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トロロッソの激動人事異動の中ですっかり地味になってしまった感のあるクビアトさんですが、彼もトロ→レッド昇格→トロ降格→クビフェラーリテストドラ→トロ復帰という凄まじさ。そんな過程で開幕戦から堅実にポイント重ねてドイツGPでは表彰台もゲット。順風満帆に思えた2度目のF1キャリアでしたが、アルボンが昇格してガスリーが戻ってきた辺りから悪くはないけどなんか微妙に。アルボンについて「称賛されすぎぃ〜」なんてポロッと言っちゃうあたり精神的にまた不安定になっちゃったかなぁ?

今年は開幕からガスリーに遅れをとるようなら、クビも怪しくなってきそうなだけに序盤戦がまず勝負ですね。

【総括】

  • クビから復活
  • 表彰台
  • 妬み節
  • ベストレース:ドイツGP

23 アレクサンダー・アルボン

  • ドライバーズ:8位 92pt(※16pt)
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

トロロッソ在籍(1-12戦)での戦績

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突然のF1オファー、ジュニアチームを外されてからも地道にキャリアを重ねて、F2ではラッセル、ノリスに次ぐシリーズ3位、2019年からはフォーミュラEへ参戦する予定だったと、こうして振り返ってみると再び声が掛かったのもそうミラクルではなかったのかもしれませんね。実際、マシンを壊しながらも着実に結果を残して、遂にはレッドブルへ昇格。ヒュルケンベルグとは対照的に「持ってる男」なので近いうちに表彰台のチャンスが来ると思います。

【総括】

  • クビから復活
  • ニッサンに感謝
  • 壊し屋
  • ベストレース:ドイツGP

10 ピエール・ガスリー

ドライバーズ:7位 95pt(※32pt)
優勝:0回
表彰台:1回
ポールポジション:0回
ファステストラップ:2回(※0回)
トロロッソ在籍(13-21戦)での戦績

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フルボッコされて古巣へ戻ってきたガスリーさん。このまま病んでフェードアウトするのかと思いきや、別人の様に息を吹き返すもんだから分からないものです。ハイライトはブラジルGP、ハミルトンとの最終ラップ最終コーナーからのサイドバイサイドは熱く、とてもレーシングな場面でした。

トロロッソ復帰後の活躍が継続すれば当然レッドブル再昇格の声も出てくるでしょうが、余りにもパフォーマンスに差があるので再び苦戦するかもしれませんね。レッドブルに不満を持っているような発言も事実なら気になるところです。

【総括】

  • 表彰台
  • 自尊心回復
  • リア充
  • ベストレース:ブラジルGP


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以上part.3でした。書き始めるとダラダラ長くなってしまい、短くまとめるのが大変で時間掛かってます。目標は2日に1記事を1年継続なので、もっと執筆スピードを上げて頑張ってみます。

part.4ではレーシングポイントとアルファロメオの4名です。近日中に更新予定ですので宜しくお願いします!

 

※当ブログは、PCを所有していない情弱な者がスマホから執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。

【F1】ライフL190 ライフW12エンジン -思い出のF1 vol.01 -

こんにちは。今回は「思い出のF1」ということで、旧ブログで気に入っていたカテゴリ、記事を復刻させたものになります。

 

とはいえ、元記事を執筆したのが約13年前の2006年12月なので、いま改めて読み返してみるとかなり面白くない。

 

しかも内容に多々誤りがあるという有り様。

 

そこで、当ブログでは少しリライトして旧ブログ記事を訂正、復刻させていこうと考えてます。

 

まあまあ、所詮同一人物が執筆しているので大して上手く書けるわけないのですがw

 

それでは早速いきましょう。

 

ライフL190

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伝説…それとも「幻」と表現した方がいいのだろうか?

 

F1を見始めたばかりの頃、とても気になっていたこのマシン。当時のF1雑誌に「予備予選落ち」の記録だけが残され続けていた、このマシン。

 

1周のラップタイムが数分にも及ぶことがあるこの…このマシン。

 

その名は…

 

ライフL190

 

f:id:fumi2020:20210127204014j:image

 

雑誌で見たその風貌はイタリアンレッド。まさにフェラーリだ。

 

そして搭載エンジン、これが更に凄い。

 

12気筒の常識を覆す「4気筒3列配置」のライフW12エンジン。

 

VじゃなくてW、Wです。今でいうってヤツ。

 

f:id:fumi2020:20210127204126j:image

 

資料によると「コンパクトなのに重い」という矛盾に加え、シリンダー列のバンク角が異なる影響で、シリンダー間の連動が不可能に近いキワモノだったそうです。

 

ライフF35 W12 

  • 60°W型12気筒
  • 排気量 3493cc
  • 最高回転 12,500rpm

 

こんな「芸術作品」がまともに走れるわけもなく、コース1周するのもやっと。

 

必然的にシーズン途中で先ずエンジンだけ撤退し、「W12エンジンの優位性を示す」 という本来の目的を失ったチーム自体も、W12の後を追うように消滅しました。

 

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参考記録

1990年シーズン

※記録は全て1周のタイムです(汗)

 


1990 Canadian Grand Prix - Pre-qualifying - Amateur Video (Feat. Life F190)

追記:

YouTubeで1990年の貴重な動画みつけました。

 

まだライフW12、スバル水平対抗エンジンともに健在で、両チームの映像もしっかり確認出来ます。見所はライフのチームスタッフジーパン姿でマシンに馬乗りしている場面(3:45あたり)。ほのぼのというか、適当というか、凄い時代だったということがよく分かるシーンです。また、コローニのマシンには「SUBARU」の文字がしっかり確認出来ます。最高です。

 


<復刻版>F1 (エフワン) 速報 1990 総集編 (F1速報)

  

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- 旧ブログ記事(2006.12.17)より編集 -

kimibito.blog103.fc2.com

 

【F1】2019年F1簡単まとめ part.2 レッドブル・ホンダ、マクラーレン編

こんにちは。深川麻衣ちゃんが気になって夜も眠れないぬま(@numabito2020)です。 彼女が「元乃木坂」だって、妻に言われるまで知りませんでした!

2019年F1をドライバー別にせっせことまとめてます。前回はメルセデスフェラーリでしたが、part.2ではレッドブルマクラーレンの5名について書きます。

fumi2020.hatenablog.com

ホンダPU搭載で日本中が歓喜に?包まれたレッドブル。最高シャシーと最弱PU(→この時点では認めざるを得ない)の組み合わせはどんな「化学反応」を起こすのか?不安と期待の入り交じるシーズンだったわけですが、結果としてホンダPUは期待を上回る信頼性と、段階的な改善をみせて飛躍のシーズンを送ります。

一方そのホンダPUを破棄し、ルノーPUへ切り替えての2018年シーズン「低迷」を極めたマクラーレン。自称神様アロンソが離脱し、新たにサインツ&ノリスという若々しい組み合わせで再建に挑みました。

それでは早速いってみましょう。


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レッドブル

33 マックス・フェルスタッペン

  • ドライバーズ:3位 278pt
  • 優勝:3回
  • 表彰台:9回
  • ポールポジション:2回
  • ファステストラップ:3回

f:id:fumi2020:20200122074939p:image

リカルド離脱で「完全なエース」に君臨した2019年シーズン。パッケージが安定していなかった前半戦から孤軍奮闘の走りを見せ健闘するわけですが、もしこれ彼が不在だったらホンダがまた戦犯にされていたんじゃね?というくらいガスリーとの差は大きかったですね。フェルスタッペンが凄いのか?それともガスリーがアレなのか?…どちらも正解!

中盤戦以降は説明するまでもないですが、過去取れてなかったPPを2度獲得するなど、自身まずまず満足のいくシーズンになったのではないでしょうか。

2020年は「最年少ワールドチャンピオン」へのラストチャンス。ホンダPU2年目となるレッドブルには、上位3チームの中では最も「伸び代」がある、と個人的に予想していますが…どうなるのか?プレシーズンテストが待ち遠しい。

【総括】

  • 逆噴射
  • パパ
  • 指先にホンダ
  • ベストレース:ブラジルGP

10 ピエール・ガスリー

  • ドライバーズ:7位 95pt(※ 63pt)
  • 優勝:0回
  • 表彰台:1回(※ 0回)
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:2回

レッドブル在籍(1-12戦)での戦績

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リカルド離脱による「玉突き昇格」でレッドブル加入となった2019年シーズンでしたが、プレシーズンテストからクラッシュするなど常に苦戦。開幕してからも予選、決勝ともに散々で、フェルスタッペンに周回遅れにされる場面など悪い意味で印象的でした。

結局もがき苦しんだ末に、夏休み明けアルボンと入れ替わる形でトロロッソ降格が決定。レッドブルでは表彰台ゼロという戦績で去っていくのですが…

【総括】

23 アレクサンダー・アルボン

  • ドライバーズ:8位 92pt(※ 76pt)
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

レッドブル在籍(13-21戦)での戦績

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「ミラクル」としか言いようがない。2012年にレッドブル・ジュニアチームから放出されて今ここにきてF1参戦、しかもシーズン途中にはレッドブル昇格だなんて漫画でもやり過ぎて白けそうなくらい、何がなんだか「訳わかめ」状態です。一発の速さだけみれば「ガスリーとそれ程変わらない」のかなぁ(=フェルスタッペン比)と思うのですが、何というか、バトルへの姿勢が前向きというか、上手い下手抜きに「気持ちいい走り」しますね。その辺がマルコちゃんから気に入られた要因かな?まあ…ちょいとマシン壊し過ぎですが。

チームからの要求レベルが高くなる今年は、フェルスタッペンの「援護が出来る位置」で走れるかが注目ですね。これまでもプレッシャー掛かる場面でも飄々とこなしてきただけに期待してみたいです。プレシーズンテストは壊さないでね。

【総括】

 

マクラーレン

コンストラクター:4位 145pt
優勝:0回
ポールポジション:0回
シャシー:MCL34
パワーユニット:ルノーE-Tech19

55 カルロス・サインツ

  • ドライバーズ:6位 96pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:1回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

f:id:fumi2020:20200122075505p:image

移籍先が古巣トロロッソでもレッドブルでもなく低迷中のマクラーレンということで、「マジか?サインツやっちまったなー」なんて思ったりしたわけですが、蓋を開けてみれば3位表彰台を含む入賞13回と大躍進。キャリアベストなシーズンとなりました。でも正直あんま印象に残ってないんですよね…汗

2020年も“ベストオブザレスト”を目指すレースになると思いますが、2年目ノリスの勢いを抑えられるのか興味深いところです。

【総括】

  • 表彰台
  • ベストオブザレスト
  • パパ
  • ベストレース:ブラジルGP

4 ランド・ノリス

  • ドライバーズ:11位 49pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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F1デビュー年だったわけですが、インパクト残しましたね!F2の頃は堅実というか、それほど速いという印象はなかったのですが…いやいやどうして、14回の予選Q3進出と実力者サインツ(13回)と全く五分の走りを披露。いやぁ驚いた。信頼性に泣かされる場面が多く、戦績は見劣りしますが、その過程は印象的で将来性を強く感じました。

2年目の今年は更にサインツへ肉薄するのではと個人的に期待。信頼性が改善してくれば面白い存在です。

【総括】


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以上part.2でした。相変わらず薄い内容ですね。いいんです。こうやって書き続けることで脳トレにもなる。自己啓発なのだ。ちょっと違うか。

part.3ではルノートロロッソの5名です。近日中に更新予定ですので宜しくお願いします!

 

※当ブログは、PCを所有していない情弱な者がスマホから執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。

【F1】2019年F1簡単まとめ part.1 メルセデス、フェラーリ編

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

今回から暫くの間2019年F1をドライバー別に簡単まとめしてみます。レーダーチャートを用いてますが、過去に他でもやっていたみたいなので「パクりだ」という声も有るかもしれませんが、許してください!part.1の今回はメルセデスフェラーリの4名です。

プレシーズンテストではフェラーリSF90が速さを発揮し、一方のメルセデスは苦戦している様子に見えただけに、「今年こそはベッテルの王者奪還か?」という下馬評も説得力があるように思えました、が…

いざ開幕してみるとメルセデスが強さを示し、特に苦手だとされていた低速区間を強みに変換するなど、年間を通して面白味のない…いや、隙のない戦いをみせます。そしてフェラーリはというと…打倒メルセデスどころか中盤戦迄はレッドブルにも苦戦する始末。エースであるはずのベッテルルクレール台頭に四苦八苦の状態で、とてもタイトル争いに加わる状態ではなくなってしまったわけです。ちーん

それでは早速いってみましょう。


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 目次

 

メルセデス

44 ルイス・ハミルトン

  • ドライバーズ:1位 413pt
  • 優勝:11回
  • 表彰台:17回
  • ポールポジション:5回
  • ファステストラップ:6回

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先ずは3年連続、通算6度目の年間チャンピオンおめでとうございます。2007年デビュー以来ずっと嫌い…いえ、凄いと思っていましたが、ついにここまで来たかという感じです。

以前に比べて速さで圧倒する感は薄れたけれど、その分「振り向けばハミルトン」的な巧さが際立ってましたね。冴えるメルセデスの戦略もあってドイツGP以外は殆ど隙なし、淡々とタイトル獲っちゃったなぁというシーズンでした。

大幅なレギュレーション変更が無い2020年も本命なのは間違いないでしょうが、あのしょーもない無線コントだけは止めて頂きたい。

【総括】

  • 現役最強
  • 予選より決勝
  • 無線でコント
  • ベストレース:ハンガリーGP

77 バルテリ・ボッタス

  • ドライバーズ:2位 326pt
  • 優勝:4回
  • 表彰台:15回
  • ポールポジション:5回
  • ファステストラップ:3回

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ベストセカンドドライバー。開幕戦では完全にレースを支配して「今年は違うな!」と一瞬思ったのも束の間、結局は例年通りここ一番での弱さを露呈。ハミルトンと並ぶ5回のポールポジションを獲得していながら、優勝回数で大きく水を開けられていることからも分かると思います。特にドイツGPはハミルトン後退で「バルテリ頼むぞ!」というメルセデス陣営の雰囲気虚しくクルクル〜ドーン!そりゃトト・ヴォルフも机バンバンしちゃいますよ。ええ。

ジョージ・ラッセルが虎視眈々とシートを狙う中、2020年も1年契約延長を目指す戦いになりそうな気がします。

【総括】

  • 現役最強セカンドドライバー
  • 1年契約延長
  • 机バンバン
  • ベストレース:オーストラリアGP

 

フェラーリ

5 セバスチャン・ベッテル

  • ドライバーズ:5位 240pt
  • 優勝:1回
  • 表彰台:9回
  • ポールポジション:2回
  • ファステストラップ:2回

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またしても失意のシーズンとなったわけですが、過去数年とは意味合いが異なりタイトル争いに絡むどころか、若いチームメイトにも敗れるという屈辱の1年となりました。ダニエル・リカルドに敗れた2014年と似たような流れだったわけですが、F1で2年目のシャルル・ルクレールも序盤はそこまで安定性がなかっただけに、カナダGPでのミスは悪い流れを決定付けたなという印象。

2020年マシンは「ベッテル仕様」みたいな情報もありますが、これでルクレールに敗れるようなら分かってるな?的な伏線が仕掛けられている気がしてなりません…

【総括】

  • 失意
  • エース剥奪?
  • 歴史は繰り返す
  • ベストレース:カナダGP

SNSなし

16 シャルル・ルクレール

  • ドライバーズ:4位 264pt
  • 優勝:2回
  • 表彰台:10回
  • ポールポジション:7回
  • ファステストラップ:4回

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2019年シーズンの台風の目。F1キャリア2年目、フェラーリ移籍初年度にして5度のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルを凌駕するレースが多々ありましたね。特に予選でポールポジション7回、対ベッテルでも勝ち越し(12勝9敗)と速さを示したのは驚きでした。一方で若さ故の凡ミスや荒々しさも若干目立ち、不可解な審議判定、フェラーリPU疑惑など直接本人が原因ではない部分もやや印象に影を落とした感があります。あくまで個人的な感想です。私はあまり好きじゃないだけ。

とはいえ、安定感が増せばタイトル争いに絡んでくるのは確実と思われる2020年。先ずはベッテルをエースの座から引きずり落とすこと。それこそが序盤戦の最大ミッションとなりそうです。

【総括】

  • 9年ぶりフェラーリ母国優勝
  • 新エース?
  • トッド息子
  • ベストレース:イタリアGP


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如何でしたでしょうか?お粗末な内容ですが今後も全ドライバーの総括をしていきます。

part.2ではレッドブルマクラーレンの5名です。近日中に更新予定ですので宜しくお願いします!

 

※当ブログは、PCを所有していない情弱な者がスマホから執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。