F1山田さん

詳しくないけどF1好き。キミ・ライコネン、角田裕毅を応援。そのほか雑記もいろいろ書いてるブログです。

最悪?今年のフェラーリを過去30年間と比較してみた

こんにちは。今回の記事は昨夜公開予定だったのですが、ホンダF1撤退のショックで最終編集に手がつかず遅れてしまいました。

ホンダF1撤退については、また改めて、落ち着いた精神状態の下できちんと書きたいと思います。

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さて今回のテーマです。ここまで大苦戦を強いられている今年のフェラーリですが、どれほど厳しい状況なのか?私がF1観戦してきた過去30年間と比較して検証してみました。

目次

フェラーリ過去30年の戦績

まずは1990年から、過去30年間のフェラーリ戦績を簡潔に振り返ります。

この間、ポイント制度が大幅に変更されている関係上、この項では獲得ポイントについては割愛してます。

それではいきましょう。

 

1990年

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1991年

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1992年

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1993年

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1994年

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1995年

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1996年

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1997年

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1998年

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1999年

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2000年

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2001年

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2002年

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2003年

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2004年

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2005年

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2006年

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2007年

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2008年

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2009年

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2010年

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2011年

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2012年

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2013年

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2014年

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2015年

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2016年

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2017年

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2018年

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2019年

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2020年(第10戦終了時点)

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うーん長いw

さて、こうしてデータを眺めてみると、コンストラクターズ4位以内を30年間確保しているあたり流石ですね。

内容を整理するとまず、4位だった年は、

「1992」「1993」「2009」「2014」

ポールボジション、優勝共に0回という年は、

「1991」「1992」「1993」「2014」「2016」

そしてレギュラードライバーがランキング2桁に甘んじた年は、

「1992」「1996」「2014」(長期離脱者は除く)

これらを踏まえて、過去30年間でフェラーリが「どん底」だったといえるのは1992年と2014年というのが分かりました。

1990年〜2019年で「最悪」なのは?

1992年と2014年の記録を比較すると甲乙つけがたい低レベルな争いですが、ドライバーの「格」を比べると雲底の差。

2014年はアロンソライコネンというWチャンピオン、方や1992年は新鋭アレジとこの年から抜擢されたカペリという未勝利コンビ。

だとすれば1992年と2014年を比較するのはフェアではなく、30年間で最悪だったシーズンは2014年といえますが、この年の不振には明確な原因があります。そう、パワーユニット(PU)の導入です。

2009年もそうですが、大幅なレギュレーション変更が行われるとフェラーリは「やらかす」傾向にあるようで、2014年の不振は「最悪」ではあったものの「必然」だったともいえます。(2022年は大丈夫か?)

なので少々強引ですが、個人的には今年と同じく、大きなレギュレーション変更もないのに「やってしまった」1992年を最も深刻なシーズンと認定して、今年のフェラーリと比較していきます。

1992年マシン、フェラーリF92A(F92AT)とは

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比較する前にフェラーリF92Aについて。

前年未勝利に終り、アラン・プロストと決別したフェラーリは新たに待望のイタリア人ドライバー、イワン・カペリを迎え入れ、新エースのアレジと共に巻き返しを誓います。

そんな状況下で登場した意欲作がフェラーリF92Aで、特徴としては

  1. ハイノーズの採用
  2. 先進的なダブルデッキ
  3. ユニークな形状したサイドポンツーンのエントリーダクト

特に②と③はF92Aを語るうえで外せない要素で、「まるでジェット機のよう」「美しき駄馬」などと表現され、多くのファンから愛されています。

余談ですが、近年のF92Aに関する記事を目にした限りでは、シャシーのコンセプト自体は(多々問題があるにせよ)悪くなく、むしろV12エンジンが非力で壊れやすい代物だったみたいですね。

まあ確かに、「ソプラノサウンド」と言われたV12エンジンは美しかったけれど、裏を返せば力強さに欠けるものでもあったなぁ、なんて思い出したり。

そんなF92Aの走行映像はこちら。めっちゃ「暴れ馬」です汗

 


アレジ 1992 オンボード

 

1992年のフェラーリ戦績詳細

  • r.01
  • アレジ 予選5位(+1.722)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選9位(+2.901)  決勝 リタイア
  • r.02
  • アレジ 予選10位(+3.071)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選20位(+3.877)  決勝 リタイア
  • r.03
  • アレジ 予選6位(+2.944)   決勝 4位
  • カペリ 予選11位(+3.597)  決勝 5位
  • r.04
  • アレジ 予選8位(+2.556)   決勝 3位
  • カペリ 予選5位(+2.223)  決勝 10位
  • r.05
  • アレジ 予選7位(+2.128)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選8位(+2.350)  決勝 リタイア
  • r.06
  • アレジ 予選4位(+1.400)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選8位(+2.624)  決勝 リタイア
  • r.07
  • アレジ 予選8位(+2.002)   決勝 3位
  • カペリ 予選9位(+2.522)  決勝 リタイア
  • r.08
  • アレジ 予選6位(+2.254)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選8位(+2.579)  決勝 リタイア
  • r.09
  • アレジ 予選8位(+4.758)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選14位(+5.593)  決勝 9位
  • r.10
  • アレジ 予選5位(+2.999)   決勝 5位
  • カペリ 予選12位(+4.788)  決勝 リタイア
  • r.11
  • アレジ 予選9位(+3.189)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選10位(+3.289)  決勝 6位
  • r.12
  • アレジ 予選5位(+3.893)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選12位(+5.530)  決勝 リタイア
  • r.13
  • アレジ 予選3位(+0.755)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選7位(+0.692)  決勝 リタイア
  • r.14
  • アレジ 予選10位(+3.843)   決勝 リタイア
  • カペリ 予選16位(+4.246)  決勝 リタイア
  • r.15
  • アレジ 予選15位(+5.464)   決勝  5位
  • ラリー二 予選11位(+5.128)   決勝  12位
  • r.16
  • アレジ 予選6位(+2.359)   決勝   4位
  • ラリー二 予選19位(+3.733)   決勝  11位

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特筆すべき点は完走率の低さ。

アレジ&カペリ両ドライバー合わせて

リタイア計20回(!)

もはやカオス。もはやクレイジーです。

その内訳は…

  • カニカルトラブル 11回
  • アクシデントあるいは自責 9回

この内容から「壊れやすい&扱い難い」という代物だったことが伺えます。

速さという点でも、予選4、5列目が指定席。そしてポールポジションからのタイム差+2秒以上は当たり前と、一発の速さが欠けています。当時最強だったウィリアムズFW14Bがかなりの「チートマシン」だったことを加味しても大きいタイム差です。

壊れやすさ、速さの欠如、この2つがF92Aを「美しき駄馬」と印象付けているのだということが分かります。

1992年 VS 2020年

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パフォーマンスの平均値で1992年と今年を比較してみる。

【1992年シーズン 平均スコア】

  • アレジ 予選7.81位(+2.833)   決勝 4位 完走率 37%
  • カペリ 予選10.64位(+3.343)  決勝 7.5位 完走率 28%
  • ラリー二 予選15位(+4.430)決勝 11.5位 完走率 100%

前項で1992年の完走率の低さ、スピードの欠如について触れましたが、やはり平均値にも現れてます。

ただ、決勝順位になると数字は改善してます。…というよりは、レース全体の完走率が今よりずっと低い時代なので、生き残れば「それなり」の順位に収まることができたということでしょうか。

【2020年シーズン 平均スコア】

※第10戦終了時

  • ルクレール 予選8.7位(+1.261)  決勝 6.9位 完走率 70%
  • ベッテル 予選11.9位(+1.913)   決勝 10.1位 完走率 80%

予選に関しては方式が1992年当時と異なるため、Q3進出時のデータのみを対象としてます。

2020年の方は現代F1らしくラップタイム差が小さく、完走率の高さが印象的ですが、比較対象を順位に向けると、予選・決勝共1992年と同等かそれ以下であることが分かります。

いかに今のフェラーリが「非常事態」なのか、改めて実感するデータとなっています。

結論

過去30年間で最悪と思われる1992年と今年のフェラーリ(10戦終了時)を比較してみた結果、以下のことが分かりました。

  • 予選順位 1992年 > 2020年
  • 決勝順位 1992年 > 2020年
  • 完走率  1992年 < 2020年
  • 表彰台  1992年 2回  = 2020年   2回
  • 入賞回数 1992年 8回 < 2020年 10回

結論から書くと、2020年は1992年よりも悪い状況ではないかとみています。

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この結論を後押しするポイントとして3つ挙げると、

  1. 予選、決勝の平均値で劣る
  2. 両ドライバーとも優勝経験者である
  3. ライバルチームの台頭

まず①については正直「どんぐりの背比べ」ですw 

アレジがルクレールに代ったような状態で、戦績面での孤軍奮闘ぶりも似ています。ただ、順位面での平均スコアで僅かに下回る分、現時点では1992年に軍配が上がります。

次に②ですが、上記でも触れてる通りアレジ&カペリは未勝利コンビ、片やルクレールベッテルは合わせて55勝(!)、ベッテルに至っては4timesチャンピオンです。同じような戦績でも印象的に悪い。

そして最後③は本当に厳しい。

現在コンストラクターズ6位のフェラーリが追いつき、追い越さなければならない存在がマクラーレン、レーシングポイント、ルノーの3チーム。

マクラーレンサインツ&ノリスで上昇気流に乗ってるし、レーシングポイントは何しろ「ピンクメルセデス」なので、中段勢屈指のマシンを手にしてます。何とかルノーを競り落とすことが出来たとしても、ランキング4位以内を確保するには、この2チームのどちらかを負かさないとなりません。

果たして今のフェラーリにそれが可能なのか?

私にはとても厳しいように思えます。

まとめ

ここまで2020年のフェラーリを過去30年間と比較してきました。

残り7戦でランキング4位以内を確保できるか注目ですが、その鍵はベッテルの復調に左右されてるといえそうです。

とはいえ彼の心情として、追い出される形のフェラーリのために、来年移籍するレーシングポイントを負かすようなモチベーションがあるのか?こればかりはわかりません。

もしフェラーリがランキング5位以下に転落するようなら、

1981年以来 39年ぶりだそうです。

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最後に一言。グランプリ出走1000回超え、毎年一喜一憂しながら応援するチームがあるティフォシ達は本当に幸せだなと。ホンダF1撤退の一報を受け、羨ましく思った次第です。

お粗末さまでした。

  

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【速報】ガッカリだよ!ホンダ、2021年限りでF1撤退!

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こんにちは。ホンダのF1撤退のニュースが入ってきました。

セナプロの頃からF1見始めた私にとって、3度目の撤退となります。3度目の失望。3度目の悲しみ。

せっかくレッドブルと組み、マックス・フェルスタッペンという才能、ニューウェイという鬼才を手に入れ、さあこれから!という時に「またかよ」です。

中途半端に期待させるなら、始めから出てくるなよ。これが私の本心です。

もちろん楽しませてくれてる事に対する感謝はしないといけない。これは重々承知していますが、正直いまは「裏切られた」感が拭えません。

乱文すみませんでした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201002-00000093-jij-spo

 

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322戦目は我慢のレース【キミ ライコネン】

こんにちは。F1キャリア出走322戦目。ついにキミさんが歴代最多出走記録に並びました。とはいえ「僕にとってそれは何の意味もないことだ」と本人は至って平常運転ですw

2021年の契約更新もチラホラ耳にするようになってきましたが、まずは1戦毎ケガなく楽しませてほしいと願います。無線で。

2020年ロシアGPを振り返る

予選

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キミ・ライコネン:20位

ソチは荒れるイメージがあるから、少しでも予選で前についてほしいななんて思ってたらキミさんが荒れてしまったw

ソーセージにオンしてクルクル。無念の予選最後尾。決勝に向けて厳しくなりました。

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うーん、見てるこっちが気まずいw

「今週末これまで、マシンにはそこそこ満足していたし、予選はかなりうまく行くと思っていた。しかし、そうならなかった。言うべきことはあまりない。最初のアタックのとき、ターン2でスピンした。そういうことだ。おそらく、アタックを始めたとき、タイヤが冷えていたのだろう。フロント・ホイールがロックし、縁石に当たったので、そのあとは僕にできることは何もなかった。それだけのことだ。Q2に進出できるマシンだったが、ラップタイムを出さなければ、最下位になる。明日は大きなチャレンジになるが、巻き返すために何ができるか様子を見よう」

決勝

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キミ・ライコネン:14位

雨は降らず、セーフティーカーもオープニングラップからの1回だけでは、最後尾からハードタイヤでスタートしたキミさんに恩恵などあるはずもなく、途中ピット作業で足止め食ったくらいしか見せ場がありませんでした。

それでも本人がコメントしている通り、ペースはまずまずで、今後のレース展開次第では再び入賞を狙えるのではないか、という期待は持たせてくれたのが何より救いです。

「マシンの挙動はよかったし、スピードもあった。でもソチは追い抜くのが難しく、ポイント圏内に届かなかった。レースのスタート順位を考えると、おそらくレースではできることをすべてやった。ピットストップに手間取ったが、結果が大きく変わらなかった。11位のアントニオは僕より数秒速かっただけなので、おそらく僕もそのあたりでフィニッシュできただろう。でも最終的に10位は遠すぎた。レース中にスピードを見せることができたのは次戦にむけてポジティブだ」

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それにしてもサインツのクラッシュ時、キミさん結構きわどい場所にいましたね。あわや追突するところでした(汗)

まとめ

今回はキミ好きな私にとって、盛り上がる場面が皆無で少し退屈なレースでした。

レース全体を見ても、オープニングの混乱とハミルトンに対するダブルペナルティやその他諸々くらいなもので、ハミルトンに興味のない私はやっぱり退屈でしたw

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まあまあ、ホンダも応援しているのでフェルスタッペンの2位は良かったと思うけど、私が望んでいるのはもっと上のステージ。ガチでメルセデスとやり合うフェルスタッペンの姿が見たい。

なかなか今の状況では2022年のレギュレーション変更まで厳しいかな、とは思うけれど、レッドブルさんには出来ることがあります!

「アルボン→OUT  ライコネン→IN」

これ、ひとつよろしくお願いします(幻想)

 

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2020年初ポイント獲得!(通算1,861)【キミ ライコネン】

こんにちは。2020年シーズンF1は駆け足で消化していますが、個人的にずっと応援しているキミさんが9戦目にしてようやく今期初入賞してくれました祝

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フェラーリPUの失速により開幕から苦戦が続いていたわけですが、前戦モンツァでの奮闘、そして今回の入賞と、流れは上々といった感じがしますね!

目次

 

トスカーナGPを振り返る

トスカーナGPの舞台ムジェロは、2000年9月にザウバーでF1初テストを行ったキミさんにとって特別な場所。

このテストでペーターおじさんに感銘を与え、2001年のF1デビューを掴み取るわけで、ムジェロからキミさんの長い長いF1人生が始まったと言えます。

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「ムジェロでまた走れて嬉しい。ここは20年前に僕が初めてF1マシンに乗ったトラックだ。もちろん、当時のテスト初日が終わった時に比べて、首はかなりいい感じだ。トラックは同じ感触だ。いくつかの縁石を除き、それほど変わっていない。難しいサーキットなので、初めて来たときは、基準として使えるデータがないので、セットアップを見つけるのはチャレンジングかもしれない」

「いろいろな意味でかなりユニークなレイアウトで、違うアプローチが必要だ。だからこそ、今夜もFP3でもセットアップ作業を続ける必要がある。改善箇所はなくならないものだが、今日はかなり期待が持てそうだったので、明日の順位がどうなるか、様子を見よう」

予選

キミ・ライコネン

Q1:13位 1:17.059(+1.281)

Q2:13位 1:16.854(+1.545)

2戦連続、今期3度目のQ2進出。対ジョビナッツィでも4連勝(今期通算5勝4敗)と、何か掴んだのではないかと思わせる走りでした。

まだまだ若造には負けていられぬ。

「13位は状況を考えるとよい結果だ。でも僕らはもっと上位を望んでいる。マシンはかなりよい感触で、あらゆるものを引き出したと感じた。しかし、トップ10にとても近かったので、グリッドでもっと上位になれなかったことにがっかりしている。レース中にポイント圏内に入れるかどうかは明日わかるだろう。オーバーテイクは難しいが、僕らにできるのは、レースで最善を尽くすことだけだ」

決勝

キミ・ライコネン

9位(+29.770)

ランキング16位 2pt(+2)

結果だけみると「やったー!」の一言に尽きるのですが、荒れに荒れたレース内容、それもキミさんのいた状況を考えたら「よくご無事で」と言いたくなる…それほどヤバかったレースでしたね汗

オープニングラップ

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スタート直後のターン2でいきなりのアクシデント。スタート直後PUトラブルで失速したフェルスタッペンを避けようと後続は大混乱します。

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キミさんも右方向へ回避を試みますが、そこへ運悪く行き場をなくしたガスリーが突っ込みキミさんの右フロントへヒット。

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弾みでキミさんもフェルスタッペンに追突してしまいます。

あちゃぱ…

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再び宙を舞うガスリー。

K点超えを目指してフェルスタッペンへ向かっていきます。

こうなると真後ろのキミさんは“無事か否か”の「くじ引き」状態です。

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絡み合ってグラベルに消えていく2台。

キミさんはダメージ負いながらも奇跡的にこの「カオス」を抜け出すことができました。

よくサスペンション痛めなかったなぁ。

SC開け

オープニングラップの混乱で最後尾まで下がったキミさん。SC再開後にまたしても大きなアクシデントに遭遇してしまいます。

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カオス再び。

通常よりSC消灯が遅く、本来加速するであろうタイミングでリスタートされなかったため後続は大混乱します。

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華麗に混乱を捌くキミさん。

最後尾にいたのが功を奏すなんて流石です。

このアクシデントで更に4台がアウト。さあ入賞がみえてきたぞ。

タイムペナルティ

ok kimi,we have now 5 seconds time penalty that we will serve after the race.

(オーケー キミ、5秒のタイムペナルティ課せられたからレース後に消化するよ。)

For what?

(何に対して?)

So they will add 5seconds to your time after the race.

(彼らが5秒ペナルティを課したから、それをレース後に消化しようと…)

For what!?

(何に対してなのよっ!?)

For crossing the line on pit entry.

(ピットエントリーの線をカットしたことに対してだよ。)

・・・・・。

(心の中でピー。)

なんとまあ、2度目の赤旗が出る直前のピットインでやっちゃいました。

チームからも「良い判断だ」なんて言われるほどイイ感じだったのに、まさに好事魔多し。んん?

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レース終盤はフェラーリ勢とのタイムレース。コンマ数秒を巡って一喜一憂する時間が続きます。

それでも今回のキミさんには本家フェラーリと対等にやり合うだけの速さがあり、ベッテルを0.213秒差(!)で退け見事な9位フィニッシュ。F1参戦18シーズン連続入賞を無事に達成してくれました!

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「スムーズなレースではなかったが、それでもやっとポイントを獲得することができたので、それについては満足できる。僕のレースの始まりはかなり悪かった。ターン2で何が起きたのか、正確にはわからないが、ぶつけられて大きなダメージを負った。おそらくぶつかってきたドライバーは、車列の動きがあれほど遅いとは予想していなかったのだろう。しかし、いずれにせよ、クラッシュで僕のフロアとフロント・ウィングの一部がなくなってしまった。このダメージのせいでマシンの操縦性が本当に悪くなり、バランスに苦しんだ。ダウンフォースを大きく失ったが、最終的にそこそこのペースで攻めることができた」

「ピットストップに手間取ったが、ありがたいことに赤旗のおかげでポイント争いに戻ることができた。そのあと、ピットエントリー・ラインを越えたことでペナルティを受けたのはよくなかったが、2回目の赤旗のあと、よい走りをすることができたので、順位をひとつ落としただけですんだ。完璧なレースとはほど遠かったが、いろいろな問題にもかかわらず、2ポイントを獲得することができた。僕らは進歩していたので、少し残念だ。もっとクリーンなレースなら、さらに上位でフィニッシュできたと思う。でもこのパフォーマンスをこれからのイベントに持ち込みたい」

まとめ

ムジェロではフリー走行から一貫して速さがあり、序盤戦での心許ない状況から脱してくれたのは本当に嬉しい。

これが本物なのか、たまたまハマっただけなのか、まだ分からないところもありますが、無事にポイント獲得したことでより落ち着いて残りのレースに集中出来るのは大きいですね。

そろそろ来年の去就も気になり始める時期ですが、個人的にはまだ十分やれると思うし、若手の手本となる存在でいてもらいたいなという気持ちです。無線芸はアレですがw

 

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【明細書公開】TOTOメンテナンスにシャワー水漏れ修理を依頼してみたら驚きの金額だった。

こんにちは。久しぶりのブログです。

 

コロナ禍に見事巻き込まれw、会社は休業、住まいのマンションは売却と、なかなかハードな日々を過ごしていました。

 

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では、本題。

 

 買主さんとの売買契約も済んで、マンション引き渡しまで残り2ヶ月弱。

 

 設備とか壊れなければいいな〜、なんて考え始めた矢先…

 

 

 シャワーから痛恨の水漏れ。

 

 

あぁ…

 

 「念じると通じる」とか聞いたことあるけど、まさにこれ。

 

 今回は水漏れ修理をTOTOメンテナンスに依頼した内容をお送りします。

 

結論からすると部品代を考えると、修理費用は高くつきました。

 

修理費用などの明細書を公開していますので、予算が気になる方の参考になれば幸いです。

 

 目次

 


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シャワー水漏れの症状

 

 シャワー水漏れといっても様々な症状があるわけで…

 

私の場合はシャワーホースの根本の部分から漏れが発生しました。

 

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シャワーの蛇口を開くと、調圧弁と呼ばれる部品から勢いよく水(お湯)が噴射されます。

 

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こんな感じです。

よく分からない「小穴」から噴き出してます。

 

 水漏れは突然の事だったわけですが、何となく「予兆」はあったわけで…

 

 蛇口を開けた時に水(お湯)が出てくるまでに僅かな間が起きるようになっていた気がします。

 
後に業者の方に聞いたところ、調圧弁の不調によって、水圧処理が追いつかなくなっていったとのこと。

 

 当マンションを購入してかれこれ10年が経つわけで、経年劣化というやつですね。

 

 【DIY】交換部品する調圧弁

さっそくスマホで検索してみると、同じような症状を調べることができました。

 

問題の調圧弁はコレ。


TOTO:調圧弁(クリックシャワー用) 型式:THJ6R

 

 私のはTOTOの「THJ6R」という型で、ネットショッピングのレビューにも何名か書き込んでました。やはり交換時期なのでしょうか。

 

税込 3,018円で済むのでできればDIYで済ませたいところです。

 

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もし調圧弁の型が分からない、調べたけど不安だ、という人は、水栓ユニット本体に一式の型番が表記されてるので、それをTOTOに伝えて調圧弁の型を確認してもらうことをお勧めします。

 

今回のものは「TMHG40B3RB」

 

TOTOメンテナンスに修理依頼してみた

問題の部品を確認したところ、スパナ2本もあれば簡単に交換できそうなかんじ。

 

そういえばレビューにも「自分で安く済ませることができました」なんて書いてあったな…

 

そりゃそうだ。業者に頼んだらどれだけ工賃取られるか分かったもんじゃない。

 

当然私も…

 

 

 

 

TOTOメンテナンスに依頼しました

 

 

 

 

いやいや…言い訳させて下さい。

私は言いましたよ。ええ。

 

私「こんなもん小学生でもできるわ(たぶん)」

愛妻「もし壊したらどうするの?もう売却が決まってるのよ」

私「・・・・。」

 

売買契約を交わして、引き渡しを待つだけというデリケートなタイミングでの今回の件。

 

完全な持ち家ではなくなった以上、たとえ1パーセントであろうとリスクを犯すわけにはいきませんでした。

 

というわけで、数ある修理業者の中でもガチのガチであるTOTOメンテナンスに依頼してみました。

 

www.tom-net.jp

 

気になる修理代は?明細書を公開

修理当日。

 

私の予想通り「音速のスピード」で作業は終了。やっぱり簡単だったみたいですw

 

気になる修理代は…


税込13,805円

 

でした。

 

いろいろ調べたけど、ここまで具体的な金額を載せたサイト見当たらないようなので、少しでも参考になれば幸いです。

 

内訳はこちら。

 

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基本料金: 1,600円

技術代 : 3,200円

部品代 : 5,250円

訪問料金: 2,500円

消費税 : 1,255円

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うーむ、高い。

安心安全を買ったと思えば…でも高いw

 

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実際の明細書です。

 

業者修理のメリット

安心安全

もうこれに尽きます。これしかない。

 

私の場合のように万が一のリスクも犯したくない場合は業者修理、それもできれば販売元と連携した業者をお勧めします。

 

部品の型番間違え、ユニット本体へのダメージ、交換後のアフターケア…

 

挙げてみるとDIYは多くのリスクが潜んでいるのがわかります。

 

いくら自信があっても所詮は素人。

 

水まわりのメンテナンスをナメてかかるのは危険です。

 

TOTOメンテナンスの場合は「修理後1年保証」が付くので、新しい家主さんにも良い示しをつけることができました。

 

業者修理のデメリット

修理代が高い

とにもかくにも高いです。

先ほど貼ったリンクでも分かるとおり、ネットショッピングで部品を手配すれば3,000円程度です。


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DIYの場合:

部品代 3,018円 (価格は現時点)


TOTOメンテナンスの場合:

修理代合計 13,805円


差額:

10,787円

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改めて文字に起こすと痛い。。

 

じつに1諭吉以上も高く付きました…

いま書きながらガチ凹みしてますw


DIYに自信のある方は自己責任でやってみるのもアリかと、金額面からみたらお分かり頂けるかと思います。


TOTO:調圧弁(クリックシャワー用) 型式:THJ6R

 

日程の調整が少し面倒

これはTOTOメンテナンスに限った話ではないですが、業者さんは他にも仕事を抱えているので思うような日程、特に時間指定は難しい場合があります。

 

今回も、午前中に作業依頼したわけですが、折り合いが付かず無理を言って何とか12:00に作業してもらいました。

 

後ろに予定が控えていただけに、待ってる間も本当に来てくれるのか気が気ではなく、精神衛生的にはあまり良いものではありません。

 

まとめ

私のような稀な状況下ではベストな選択をしたと思ってます。けして強がりではありませんw


確かに金額面では小さくない痛手となりましたが、もっとも大切な「家財を守る」という点で堅実な手段だったからです。

 

少しでも心配な方は、迷わずプロに依頼しましょう。

 

www.tom-net.jp

 

最後に、業者の方がアドバイスとして教えてくれたことを書いておきます。


シャワー手元のスイッチで出し止めする場合、長時間止めたままにしない。


要するに…

 

  • 蛇口      → 出し
  • 手元のスイッチ → 止め

 

この状態のまま風呂から出るな、というわけですね。

 

長いこと調圧弁に圧がかかり続け、結果として「部品の寿命を縮める」ことになる、とのことでした。

 

その他にも素人の質問にも丁寧に答えてくれて、今回対応して頂いた方はとても感じがよかったです。

 

今後も、特に水回りのトラブルに関しては、早めに相談して、しっかり「プロ」に依頼しようという考えになりました。

 

結局この世の中、モノを言わすのは「金」というわけですね。また一つ大人になりましたw

 

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もう水漏れしてません!

 

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2020年F1開幕!オーストリアGP予選を観て一言

予選を終えて私の一言

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ふぅ…

まだ予選が終わっただけだけど、脱力感半端ない。

 

マックスはミディアムスタートで良い戦略とれそうだけど、

メルセデス速すぎで厳しいっすね。

そもそもスタートの蹴り出し不安すぎるw

気温上昇でメルセデスPU逝ってくれないかしら?

 

まあまあ、決勝では何が起きるかわからないわけで、

ロングランはレッドブル良いみたいなので、

まずは注目してみましょ。

 

個人的に…キミさんファイト!w

 

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【F1の醍醐味】1990年メキシコGPが最高に面白かった5つの要素

こんにちは。2020年F1が延期となって早1ヶ月が経ちます。

未だに開催の目処が立たず、キミの最多出場記録、フェルスタッペンの最年少チャンピオンという2大楽しみが奪われつつある現実に、ただただ呆然とするばかり。

あ、キミさんはまだチャンスあるのか。チームが存続すればだけど…汗

今はただただ、この状況がいち早く収束して正常な日々が戻ることを願い、自分がやれることをやるのみです。

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さて、久しぶりの記事ですが、表題の通り1990年のメキシコGPについて取り上げます。

このレースを簡潔にまとめると、予選13位のアラン・プロスト(フェラーリ)がタイヤを労わりながら着実に順位を上げ、ついには首位アイルトン・セナ(マクラーレン ホンダ)をも捕らえて大逆転勝利を飾るというものでした。

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当時小学生だった私は、フジテレビの用意した「脚本」どおり、盲目的にセナを応援していたわけで、その時は面白くも何ともない不愉快なレースだったのです。

ところが、今あらためて振り返ってみると「最高に面白い」と思えるのだから、人の考えなんて分からないものです。

そこで今回は、なぜこの1990年メキシコGPが面白かったのか、「5つの要素」に基づいて掘り下げていきます。

当時の雰囲気が分かるレース動画も紹介していくので、最近F1が好きになった方も楽しんで頂けたら嬉しいです。

タイヤに厳しいマクラーレン、タイヤに優しいフェラーリ

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過去2年間をセナ、プロストという2大巨頭、そしてホンダエンジンの優位性に依存してきたマクラーレンは、この年シャシー開発の面での遅れを露呈します。

それが如実に現れたのがこのメキシコGP。

バンピーな路面にMP4/5Bは上手く対応できず、ハンドリングに難を抱え、特に決勝ではタイヤマネージメントに大きな影を落とします。

一方、プロスト加入で上昇気流なフェラーリは、641/2の優れたハンドリングと前年から投入したセミオートマチックトランスミッションを武器に、ドライバビリティという点で優位に立ちます。

この相反する2チームのマシン特性、そして荒れたロドリゲスサーキットの路面が大逆転ドラマを演出した大きな要因だといえます。

タイヤ交換しなかったセナ

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結果から書くと、冒頭で触れた通りプロストに抜かれたセナは、その後マンセルにも抜かれ、挙げ句にはタイヤバーストでリタイア(リザルト上は20位完走)してしまいます。

一時、プロストとは20秒近くもの差があったにも関わらず、なぜタイヤ交換しなかったのか?

当時はピットロードの速度制限はなく(!)、仮にプロストに先行されても、差が僅かであればパワー面で優位だっただけに逆転も十分あり得たと考えられます。

この疑問の答えは以下の2点だったようです。

  • セナは不調を訴えていたが、無線の不調でチーム側に伝わっていなかった
  • 無線が通じた頃にはプロストが接近しており、ロン・デニスはステイアウトを指示

無線トラブルの件が事実であれば、この大逆転ドラマは実現せず、セナの印象的なリタイアも無かったのかと思うと、やはりこれも高地ロドリゲスサーキットが仕掛けた演出だといえるのかも。

予選よりも速いプロスト

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このレースの主役は間違いなくプロストでした。

予選13位、ホンダ優位と思われたコースレイアウト、そして2連勝中のセナ…スタート前はプロスト本人ですら大逆転を予想するのは難しかったのではないでしょうか?

次の記録は、プロストの予選と決勝のベストタイムを比較したものです。

  • 予選 1:19.026 (13位)
  • 決勝 1:17.958 (FL) ※予選6位に相当

きました。これです。これがマクラーレンのタイヤ問題と並び、ドラマを演出した要素です。

決勝レースで、自身の予選タイムよりも1秒以上も速く走れたらそりゃ追い上げも可能なわけで。

そもそも教授、予選失敗してたんじゃね?

実際、決勝に向けて大幅にセッティングを変更した(直線重視のレスダウンフォースへ)との情報もあります。

予選の失敗×決勝のセッティング&プロストのタイヤマネージメント、この「掛け算」がよりレース展開をドラマチックなものにしたと結論付けます。

ここでこのメキシコGPの動画を見ていただきたい。

動画はセナが単独首位走行中から始まるものの、既にタイヤに問題を抱えているのが分かります。

そして背後からは、自身の予選タイムを上回る変態プロストが迫ってきて、ついには首位交代する同レース最大のハイライトシーンが視聴できます。

 


F1 1990-Mexico Senna vs Prost vs Mansell メキシコ セナvsプロストvsマンセル

 

マンセルvsベルガー

ここまでプロストとセナの首位交代にフォーカスして伝えてきましたが、このレースはこれだけではありません。

彼らのチームメイト、マンセルとベルガーも名演に一役買っています。

速いけどムラっ気の強いマンセル、同じく速いけど何かと残念なベルガー、この2者の個性が分かりやすくぶつかり合った場面も動画で紹介します。

簡単に動画の前説を。

プロストに続きセナを抜いて2位に浮上したマンセル。そこで「どうせプロストには敵わん」とヤル気を失くしたのか凡ミスで後退。

一方ベルガーはポールポジション(高速コースだとセナをも凌ぐ速さ!)からスタートするも、あっという間にタイヤを壊しwピットインで後退。

動画では、その後の2人のマッチアップから始まりますが、やはりここでもベルガーはタイヤ壊してますw

 


F1 1990-Mexico Berger vs Mansell

 

今とは異なるF1

さてさて、ここまで1990年メキシコGPの醍醐味を紹介してきましたが、最後にお伝えしたいことがあります。

それは今では見ることが無くなった当時ならではの光景、私などからすると「思い出フィルター」ってやつが味わい深いスパイスとして利いています。

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仕事そっちのけでフェラーリ快走を喜ぶマーシャル達。

おいおいw

マーシャルが無意味に散らばりレース観戦する姿など今では考えられません。

ただ、この人達もレースが大好きで、仕事ということを忘れて夢中になってる姿が人間らしくて良いんですよ。

そして、もう一つこの画像で今ではあり得ない光景、それは放置されたままのマシン達。

当時は放置プレーなんて当たり前だったのです。しかも映ってるマシンが中嶋悟ティレル鈴木亜久里のラルースというのが、日本人として何とも香ばしいw

レース後のインタビューで珍しくキレ気味の中嶋。

珍しく電気系を理由にしなかった亜久里

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当時のフェラーリ監督チェザーレ・フィオリオという喜劇役者も忘れてはいけません。

「どや、俺たちのフェラーリが1-2やで!がははっ」

フェラーリ1-2体制となり、ご満悦なフィオリオ。

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その直後、感極まって号泣。

もちろんレースはまだ終わってません。

周りのスタッフも笑ってます。いかにもイタリアンな光景。

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泣き笑いしている間にマンセルがコースアウト。

我に帰り、凍りつくフィオリオ。

「・・・・」

だから言わんこっちゃない。

今でいうと顔芸、机芸が得意なトト・ヴォルフが最も近い存在かもしれません。泣き芸が加われば立派な後継者です。

 


トトヴォルフ 机

まとめ

以上、1990年メキシコGPが面白かった件について、5つの要素を挙げて書きました。

1.タイヤに厳しいマクラーレン、タイヤに優しいフェラーリ

マシン特性の違いがタイヤマネージメントに影響を及ぼし、大逆転劇の引き金となりました。

2.タイヤ交換しなかったセナ

ドラマチックな展開の舞台裏に無線トラブル、そしてステイアウトというマクラーレンの判断がありました。

3.予選よりも速いプロスト

予選で下位に沈んだプロストの決勝ペースが変態的に速かったという、そもそも予選を失敗していただけ説。

4.マンセルvsベルガー

首位争いに決着付いた後も、名脇役による名バトルが展開されました。

5.今とは異なるF1

監督からマーシャルまで、個性豊かなキャラクターが当時は多くいました。私からすれば「思い出フィルター」ってやつですが、最近のF1ファンからみても「ありえねーw」という感じで楽しめる要素だと確信してます。

 


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【得?損?】スバル認定中古車を契約してみた。 車探し〜契約 編

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

今回は、最近私が契約したスバル認定中古車の事について書いていきます。

これまでの私は、普通にディーラーで新車を購入してきたわけですが、今回初めて認定中古車というものを利用しました。最初は少し不安でしたが、いざ商談してみると手厚いサービス内容で、納得した形で契約まで辿り着きました。

これから認定中古車購入を考えている方、または興味はあるけど何か不安だという方へ、少しでも参考になるよう、契約までの流れ、費用、支払い等について触れていきます。

 

 

スバル認定中古車とは?

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そもそも、スバル認定中古車とは何なのか?というところから、認定中古車のメリットとデメリットも踏まえて簡単に説明します。

スバル認定中古車は、スバル独自の基準を満たしたスバル認定U-Carのことで、スバル認定U-Car検索サイト「SUGDAS」から、簡単に全国にある正規特約店の各ラインナップへアクセス可能です。

スバル認定U-Carは全部で3クラスあり、上から順に「SUBARU 認定U-Car Premium」、「SUBARU 認定U-Car」、「SUBARU Value Choice」とあります。今回、私が購入した車は1番上の「SUBARU 認定U-Car Premium」になります。

SUBARU 認定U-Car Premium
SUBARU 認定U-Carのうち、AIS評価点4.5点以上・走行距離3万キロ未満、36か月未満の使用月数という更に厳選したクルマのみをラインアップ。ワンランク上の品質を求めるあなたに。ー 「SUGDAS」サイトより

認定中古車のメリット

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新車同様の保証とアフターサービス

納車までに、スバル専属スタッフによって細部まで徹底的にメンテナンスされ、認定U-Carならではの充実した保証も用意されています。

私が契約した「SUBARU 認定U-Car Premium」では基本保証2年(無料)に加え、延長保証1、2、3年(選択/有償)を選ぶことが可能です。私の場合、延長保証3年を選んだので、合計5年間の保証となります。これで消耗部品を除く多くの故障に対する保証が得られるのは安心です。詳しい費用については、後半の部分で触れることにします。

そして、全国の正規ディーラーでアフターケアを受けることが出来ます。これなら遠方から購入した場合でも、地元でサービスを受けられるので安心ですね。こうした「安心感」が認定中古車の最大のメリットだと感じます。

元試乗車が手に入る

認定中古車に限らず、オプション装備済み車輌をリーズナブルに購入出来るのが中古車の強みです。

運良く、私が契約した車は元試乗車でしたので、「ダイヤトーンサウンドナビ」などユーザーの気を引くオプションが完備されています。また、前オーナーが存在しないというのも気持ちの面で大きなメリットなのは間違いありません。

納車が早い

これは認定中古車に限らず、中古車に当てはまることですが、特別な整備がない限りは契約完了後から納車までの間隔が短く、通常2週間程度で納車可能と言われています。

新車の場合、契約をしてから製造する受注生産が基本なので、在庫がない場合はどうしても納車が遅れます。人気車になると数ヶ月待ちなんて聞きますよね。

余談ですが、現在は「働き方改革」の影響で業務が圧迫されているとのことで、以前までなら更に早く納車出来たそうです。

認定中古車のデメリット

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価格が割高

認定中古車は手厚い保証サービスを受けられる一方で、一般の中古車に比べて割高なケースが殆どです。「安心を買う」という商品モデル上やむを得ないわけですが、それでは中古車のメリットが薄れてしまい、魅力に欠けると思う人も出てくるでしょう。

この「安心」と「安価」のバランスをどうみるかによって、認定中古車への価値観は変わってくると言えそうです。

故障のリスク

認定中古車とはいえ中古車ですから、条件によっては故障のリスクは新車よりも高くなります。

私が購入した元試乗車の場合は、それほど無茶な運転はしていなかったと想像出来ますが、前オーナーが存在する場合は、どの様な環境で、どの様な運転をしていたのかまで知るのは不可能です。運が悪ければ即故障、なんて事もあり得ます。手厚い保証があるとはいえ、修理期間中の手間を考えるとデメリットであることは否めません。

契約までの流れ

ここまで認定中古車のメリットとデメリットについて触れてきましたが、いよいよ車探しから契約まで、私が実際に行った流れに沿って紹介します。

ちなみに、今回私が契約した車両は『インプレッサスポーツ 2.0-L アイサイト』になります。

それではいきましょう。

公式サイトから気になる車を見つける

スバル認定U-Car検索サイト「SUGDAS」へアクセスして、気になる車を探します。私の場合、手順としては以下の通りに行ないました。

  • 「SUGDAS」トップページの『MENU』をタップ
  • 『車を探す』→『車種から探す』
  • 『ア行』→『インプレッサスポーツ』→『条件決定』
  • 『全国』→『検索』

ここまでの操作で、全国のインプレッサスポーツの認定中古車が検索出来ました。

ただ、これでは未だ検索範囲が広すぎるので、更に条件を絞って限定していきます。

  • 『検索条件を変更』をタップ
  • 価格帯『下限なし〜230万円』
  • 年式『2018年〜上限なし』
  • 走行距離『下限なし〜1万㎞』
  • 修復歴『なし』
  • 車検残『1年以上』
  • 『◯◯台 検索』

これで私が希望する条件で車が検索出来ました。他の中古車検索サイトと同様の操作なので、それほど戸惑うことはないというのが私の印象です。

ここで一つ、私が拘ったのが「年式」と「車検残」の部分です。理由は、インプレッサスポーツは2018年10月に「C型」と呼ばれるモデルにマイナーチェンジしているわけで、同じ2018年式でも新旧モデルが存在しているのです。

そのため、検索条件には必ず「2018年式」と「車検残1年以上」を組み合わせて、2018年10月以降の車両、すなわち「C型」がヒットする様に心掛けました。

メールで在庫確認、見積もり依頼をする

お気に入りの車両が見つかったら、さっそく問い合わせをします。

車両の詳細ページから販売店へ直接連絡できるので大変便利です。連絡方法は「電話」と「メール」で、もちろん無料。私は電話嫌いなので、迷わずメールで問い合わせしました!

問い合わせ内容としては、とりあえず『お問合わせ種別』の中から「在庫確認」と「見積依頼」を選択し、簡単な個人情報の入力、『ご意見・ご要望』へ一言(「前向きに検討しています」など)添えて送信、返事を待ちます。

ここで注意したい点が、地元限定販売の車両があるということ。基本、遠方からも購入可能な筈なのですが、中にはこの様なケースもあるので、車両の詳細ページでの販売店コメントは一通り確認するようにしましょう。

また、今回の車両探しの中での体験談ですが、とある遠方の販売店へ問い合わせをした際、「既に売却済みです」という驚くような返事もありました。問い合わせが出来たということは、その時点では間違いなく掲載中の車両であり、少し腑に落ちない思いをしたものです。

たまたま同タイミングで契約が決まった、という可能性は完全否定できませんが、地元で商談中の客がいた場合、遠方の者は優先順位が低くなるのではと感じました。

あくまで一個人の憶測ですが、遠方は地元の客と競合した時にハンデを負うと予め覚悟しておいた方が気が楽だと進言します。

担当者と条件を煮詰めていく

気に入った車両が在庫有りで、見積もりまで完了したら、担当者と条件を煮詰めていきます。

おそらく、この段階で担当者からの受信メールで相手のアドレスが確認出来ている状況なので、返信する形で直接商談を進めます。私の場合は、それほど遠方ではない販売店だったので膝と膝を合わせて商談しましたが、メールでの商談でも全く問題ないとの事でした。

始めの段階ではかなり「肉盛りされた条件」で見積もりされてるケースが多いので、隅々まで内容を確認して「肉を削ぎ落として」いきましょう。

私の場合、身内に送迎してもらう形で「納車費用」を節約することにしました。また、下取り手数料として「査定料」が含まれていたので、これも民間の買取会社へ売却することでカットしました。その他では、「車庫手続き代行費用」などがカット出来る項目で有名ですよね。前回は自分で警察署へ行って節約しましたが、今回は仕事休むのが面倒だったので任せてしまいました。。

さて、全体の費用が確定したらいよいよ大詰め、支払い方法を決めていきます。スバル認定中古車では「スバルクレジット」と「認定U-Car据置型クレジット」も用意されており、銀行ローン等と比較しながら選択可能です。

詳しい支払い、費用内容については、また後日記事にして書く予定ですので是非御覧下さい。

契約する

費用と支払い方法が確定したら契約を残すのみ。もうこの段階になると、認定中古車だろうと何だろうとやる事は一緒なので、細かい部分は割愛します。とにかく「住所」「氏名」「電話番号」「捺印」の繰り返し。お疲れ様でした。

気になる契約完了から納車までの日数ですが、私の場合は約3週間掛かる見込みです。先程も少し書いたように、通常は2週間程度と言われているので多少時間が掛かる印象ですが、オプションで純正ドライブレコーダーを追加したこと、まだ住民票など書類が用意出来ていなかったこともあり、一般的にはもう少し早い納車が可能かもしれません。

まとめ

ここまで認定中古車の「車探し」から「契約」までお伝えしてきました。スタート地点がネット検索〜メール問い合わせなので、お手軽と言えます。

たまたま私は足を運べる距離に販売店があったので、直接商談で進めましたが、契約関連の書類は郵送でのやり取りも可能とのことで、遠方の方でも全く心配要らないとのことでした。

「中古車だから実際に車を見たい」という人が多いでしょうが、認定中古車という「信頼」があるわけですから、全国から条件に合った「理想の一台を拘って探してみる」のが私のお勧めです。

…延長保証はぜひ入りましょう。

 

【費用〜その他 編へ続く】

 

当ブログは一つのチャレンジとして、完全なスマホからの執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。

 

【2020 F1】新車レッドブル・ホンダRB16の画像を眺めて思いを吐き出すだけの記事

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

今回は、マックス・フェルスタッペンF1史上最年少チャンピオンを獲得することになる相棒、レッドブル・ホンダRB16の画像を眺めて一言書くだけの記事です。

さっそくいきましょう。

 

 

レッドブル・ホンダRB16

ホンダPUと手を組んで2年目となる今年、レッドブルが本気で「ダブルタイトル」を狙う新車が「レッドブル・ホンダRB16」です。

2019年シーズンは、序盤の出遅れが響いてタイトル争いに加われなかったレッドブル・ホンダですが、中盤以降の大幅な改善、ホンダPUの抜群の信頼性&パワー面のアップデート、そして円熟期を迎えた感すらあるマックス・フェルスタッペンという才能。これら多くのポジティブ要素があった1年でした。

否が応でも2020年シーズンに期待が集まるわけで、キミ・ライコネン好きな私ですが、今年はレッドブル・ホンダにも注力して追いかけていく次第です。

レッドブル・ホンダRB16画像

2月12日のRB16発表から多くの画像が紹介されています。それらを眺めながら私が思ったしょうもない感想を、短く書き記すことにします。

「H」が大きい

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アストンマーチンの離脱が決定事項だからか?昨年のホンダPUの貢献が認められたからだろうか?とにかく「H」が大きくなった様に見えます(昨年比200% 推定)。

皆さん、よーく昨年マシンRB15の第一印象を思い出してください。何か思いませんでしたか?パッと見て何か違和感ありませんでした?

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ホンダどこ?

これでしょ。とにかく「H」が小さっ!

ああ…ホンダ信用されとらんな、なんて思った記憶があります。

とにかく大きく表示されて一安心。よかった!

サイドも大きい

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「H」マーク程ではないですが、サイドのホンダ表記も大きくなってる気がします。気のせいかも知れませんが、そんな気がします。たぶん、おそらく、きっと。

鼻孔ノーズ

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やってくれました。ハゲ…いや、ニューウェイ先生。こうしたアイデア大好物です。狙いなどはさっぱり分かりませんが、思わずニヤニヤしてしまうほど好き。電車内で眺めていたら間違いなく通報されるレベルです。

水平ウイング

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細かい。こうした細かい積み重ねが大きな差を生み出すのでしょう。

とはいえ、ハゲが潔くライバル達にアイデアを先行公開する筈もなく、今後も次々と新しいアイデアを披露してくれると楽しみにしています。

リアウイングの処理

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中央のステーが2本に増加されてます。それだけです。

とにかくカッコいい

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他にも色々とあるみたいですが割愛

とにかくカッコいい!これ大事でしょ。

 

まとめ

とても中身のない内容でお伝えしましたが、とにかくレッドブル・ホンダRB16期待大です。

例年レッドブルはスロースタートな印象ですが、今年は「哲学を変えた」という発言通り、早め早めの進捗でシェイクダウンまで済ませています。

ライバルの出来も大いに気になるところですが、2月19日から始まるプレシーズンテストが楽しみです。

 

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当ブログは一つのチャレンジとして、完全なスマホからの執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。

 

【電子書籍 初体験】紙の本と比較したメリットとデメリットは?

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。今回からブログの指向を大きく変えて、日常生活に関する、より広角な内容も執筆していこうと思います。(もちろん、大好きなF1の話題も引き続き書きます!)

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唐突ですが、皆さんは読書をしていますか?

そして、その媒体は「紙」ですか?「電子書籍」ですか?

私は今年から「Kindle電子書籍」で読書を始めました。理由は単純で、本を持ち歩く習慣がなく、会社の休み時間で読書したかったからです。

今回は、「食わず嫌い」なまま電子書籍を避け、紙媒体で読書してきた私が初めて体験し、感じた電子書籍のメリット、デメリットを書いていきます。

 

 

メリット

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「隙間時間」に読書できる

先程も書きましたが、本を持ち歩く習慣がない限り、出先で読書するのは不可能です。ましてや、家には専業主婦で、テレビやネットからゴシップネタをたっぷり「インプット」した妻が待機してます。帰宅して小1時間は拘束され、私にとって何の興味もない話題を強制的に「インプット」させられる訳です。解放された時には脳内リソースは既に空っぽ、読書どころではありません。

そこで私が思い付いたのが電子書籍。これなら本を持ち歩く習慣がない私でも、出先の「隙間時間」に読書が出来ると考えたわけです。実際、電子書籍を導入してから、私の読書スタイルは劇的に改善しました。

朝まず出社したら、スマホを取り出し読書。昼休み、食事を済ませて読書。終業後、帰宅する前に車内で少し読書。トータルにすると約1時間余りを「読書時間」に変換する事が出来たのです。これが電子書籍を導入した1番のメリットであることは間違いありません。

アウトプットに優れている

私が電子書籍に躊躇っていた要因の一つが、紙媒体に比べて集中し難い。すなわち「インプットが弱い」といった評判が気になっていたからです。

でも実際に導入してみると、私にとって電子書籍は「インプットの弱さ」に勝る「アウトプットに優れている」というメリットがあることに気が付きました。

ここで私の示す「アウトプット」とは、気になった、印象に残った言葉を「メモに残す」という単純なもので、紙媒体ではメモ用紙を用意してペンで書くという一連の作業が面倒で、なかなか定着しませんでした。

それが、電子書籍では「ドラッグ」で一通りマーキングして、完読後にマーキングした言葉をメモアプリへ「コピペ」するだけで簡単に抽出できます。そして、その言葉に対して自分なりの意見を書き込むことで、結果としてインプットも強化され、とても有益なものになりました。

これに関しては人それぞれかと思います。紙媒体に直接書き込み、強力なアウトプット作業を行う人もいます。それでも、私にとっては断然電子書籍の方がメモし易く、アウトプットに優れていると感じるのです。

紙媒体に比べて安価

これはもうAmazonのサイトで比較すれば一目瞭然ですが、電子書籍の方が2、3割安いです。たくさん本を読みたい、という人にはお得と言えます。

ただ、紙媒体の場合は、メルカリ等のフリマアプリで安価に手に入れることが可能なため、中古に抵抗がない人にとっては、電子書籍のメリットはさほど感じないかもしれません。

自宅で購入、即読める

わざわざ書店に足を運ばなくても購入出来るのは、限りある時間の中でとても有益です。しかも「購入直後にすぐ読める」というのはメリットの極みと言えます。たとえ書店ではなく、Amazon等で紙媒体をネット購入したとしても、結局配送というタイムラグは避けて通れませんので、迅速という点では圧勝です。

収納に困らない

これも当然なことですが、電子データですので物質として存在しません。私の家はけして広いわけではなく、部屋数も限られているので、収納という「悩み」が無いのは大きなメリットです。

今時っぽい

時代の波に乗れてる、意識高い系な気がする。

…実際、そんな事に大した意味はないのですが、何かと理由を付けて電子書籍に「ハマろう」としたわけです。何しろ、私は行動が遅いので、自らを後押しするような適当な理由が必要だったのだと感じています。

そして、電子書籍が本当に今時っぽいかどうかは置いといて、現在の読書スタイルは最高に気に入ってます。

「これに何の意味があるのか」とか、そんなことはどうでもいい。目の前に現れたものに、徹底的にのめり込む―これが重要なのだ。サルのようにハマる。そうすれば「好き」とか「たのしい」はあとからついてくる。ー 堀江貴文著『時間革命』より

デメリット

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集中し難い

実際、電子書籍を導入したものの、暫くはSNS等の通知に気が散り、その誘惑に負けて読書を中断することも多々ありました。

現在は、通知設定をOFFにして、SNSアプリのアイコンを別画面へ配置したことで大分改善しましたが、完全に誘惑を断ち切ろうと思うなら、『Kindleペーパーホワイト』を購入するのもアリかもしれません。


Kindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi 32GB 電子書籍リーダー

目が疲れる

スマホの画面で読書をしていると、画面の光で目が疲れることがあります。特に夜などは部屋の明るさによっては、画面が眩しく感じることがあり注意が必要です。私の場合、スマホ画面の明るさは極力控え目に設定するよう心掛けています。

また、寝る直前にスマホ画面を見続けるのは、目が冴えてしまい、睡眠に悪影響を及ぼすので控えた方がいいです。私も寝る30分前にはスマホを見ないようにしています。

とはいえ、寝る前の貴重な「自分時間」を読書に活用出来ないのは、余りに大きなデメリットだと思うので、先程も触れた『Kindleペーパーホワイト』の購入を検討しています。

電子書籍に対応していない

私自身、電子書籍を導入して未だ日が浅いので多くを購入したわけではありませんが、紙媒体しか対応していない書籍を結構見かけます。

これには電子書籍に対応する予定が無い、すなわち紙媒体のみ販売という場合と、予定はあるが対応に時間が掛かる、という2パターンがあるわけですが、どちらにしても大きなデメリットだと言えます。

まとめ

簡単ですが、電子書籍に対する私の感想を挙げてみました。正直なところ人それぞれ好みが分かれるところだろうし、ライフスタイルによっては私自身も紙媒体で読書をしていたかもしれません。

たまたま私の場合、電子書籍がピッタリ合ったというだけで、完全に「電子書籍が良い!」と言い切れるわけではありませんが、個人的にはメリットの方が大きく感じられたので、未だ電子書籍を試していないのなら、一度体験してみることをオススメします。

 

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【F1】全チーム日程が出揃う-F1 2020

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

プレシーズンということもあり、最近はDAZNの「Legend of F1」を観ています。直近では「A・セナ 最後のチームメイト」を視聴。当時を思い出して悲しい気持ちになったのはもちろんですが、このような「過渡期」を経て今のF1の安全性は確立されたんだと、改めて実感しました。現在のデーモン・ヒル、デイビッド・ブラバム(=レアキャラ)が出演していて、現在のイモラサーキットで語っています。見応えありなので、未だの方は是非。

さて、新年が明けたと思ったら、早いものでもう2月。で、2月といえばF1では新車発表、そしてプレシーズンテストと、今シーズンを占う意味で重要な予定が組み込まれています。

先陣を切って新車発表を行うのがフェラーリ。昨年マシン「SF90」は、ざっくり言って低速区間を苦手としていて、その結果タイトル争いに深く関わることが出来ずに終戦。その反省を踏まえてか、新車ではレーキ角を変更するなど「アグレッシブ」なコンセプト見直しが図られていると言われてます。空洞実験では厳しい数値データを示した、などと噂されてますが、F1なんて「騙し合い」の世界ですから、何が本当かなんて開幕戦まで分かりません。新車発表会はイタリアのロモロ・ヴァッリ・ムニキパーレ劇場において開催。2月11日(火)日本時間12日2時30分にフェラーリ公式facebookライブ配信されるとの事です。

続いて新車発表が予定されているのがレッドブル。ホンダPUとコンビを組んで2年目、フェルスタッペンの最年少ワールドチャンピオン「ラストチャンス」ということで、大注目ですね!この記事を執筆している時点(2/1)では、この新車発表(=即シェイクダウン)は公式アナウンスではなく、ヘルムート・マルコの発言によるものですが、例年、新車の完成が遅れるレッドブルにしてはかなり順調な進捗で、3強の中ではPU含めて最も「伸び代」がありそうなだけに、走り出しから楽しみにしています。昨年のプレシーズンテストでは、初っ端にガスリーがマシンを壊してプログラムに遅れが生じただけに、特に壊し癖のあるアルボンには十分気をつけて頂きたいです。シェイクダウンの日程は2月12日(水)イギリス・シルバーストーンにて。

そして、王者メルセデスは3強の中で1番最後の新車発表になるわけですが、個人的には今のレギュレーションでは「完熟」しきった感があり、「伸び代」としては微妙な気がします。が、逆を言えば、序盤から一貫して高いレベルだろうと予想するのは容易く、昨年のプレシーズンテストのように盛大な「三味線をひく」事があったとしても、浮かれることなく注視しようと心掛けています。まあ…それもそうだけど、2021年以降もF1に「コミット」するのか、フォーミュラEへ注力するなんて話も出ている事が気がかりです。もしメルセデス撤退なんてことになると、F1がますます寂しくなりますからね。新車「W11」は2月14日(金)イギリス・シルバーストーンシェイクダウンされる予定。

その他のチームでは、やはり個人的に応援してるキミ・ライコネン所属のアルファロメオ。2月19日(水)プレシーズンテスト当日のスペイン・バルセロナで新車発表となります。どーでしょう?いくら贔屓目にみても、年間通しての競争力があるとは予想し難いのですが…うーん。キミさん、2021年以降のF1活動はまだ「白紙」の状態なので、「F1 ZONE」で目を釘付けにして観ていこうと思います。

それにしても、改めて思うのは新車発表が昔に比べて「淡白なもの」になったなぁ、ということ。コスト削減、効率化といったところでしょうが、それなりに派手なフェラーリを除いてはは実に質素。昨今のマシンに大きな「イノベーション」が起きないこと、そして私自身が歳をとったことも関係するのだろうけど、F1を見始めた頃に感じた「強烈なインパクト」はもう新車発表では味わえないのかなぁ、なんて思っちゃうわけです。

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発表会の画像はみつからなかったけど、このベネトンB191B(1991年)の新車発表会は強烈でした。頭の中の記憶では、大きく傾斜された舞台にマシンが置かれて、派手な音楽、そして照明に照らされていたと思います。そこで、現在まで続く「吊り下げ式ノーズ」が初お目見えしたわけですが、そりゃもうぶっ飛びましたよ。「なんじゃこりゃ」と。前年にもティレル019が”アンヘドラルウイング”と呼ばれる「ハイノーズ」を披露していたわけですが、当時ティレルよりもずっと強豪だったベネトンが、フロントウイングステーを用いてティレルの“それ”を「ブラッシュアップ」させてきたわけです。伝わりますでしょうか?この衝撃が。革命、まさにイノベーションが起こった瞬間を、当時小学生だった私は目撃したわけです。ああ、懐かしい。


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最後にプレシーズンテストの日程を確認しましょう。

第1回 バルセロナ (日本時間 17:00-21:00  22:00-2:00)

  • 2/19
  • 2/20
  • 2/21

第2回 バルセロナ (日本時間 17:00-21:00  22:00-2:00)

  • 2/26
  • 2/27
  • 2/28

うーん、少ない。物足りない。まあシュミレーターも発達しているし、時代背景もアレなのでこればかりは仕方ないか。開幕前に「あーだ、こーだ」と語るのも最高に楽しいのになぁ、なんて思いながら新車発表を待ちたいと思います。


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2020年も応援【キミ ライコネン】

こんにちは。最近iPhoneの「Lightningイヤホンジャック」が断線して、音楽が聴けなくなりました。あれ、本当に「ダサい」うえに「ちゃっちい」ですよね。スティーブ・ジョブズが存命なら「全然クリエイティブじゃない」と嫌悪感を露わにすると思います。結局、近くのコンビニで買いましたけど、1000円って高っ!もうこれ「AirPods買え」ってことでしょうか。うーん、「買ったら負け」な気がしてきた。

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さて、今回は私の「推しドラ」である、キミ・ライコネンに特化した記事を書きます。やっぱりこのテーマが書きたくて、ブログを再開したといっても過言ではありません。とはいえ、この時期に目立った動きなどなく、クリスマスに「トナカイ」に化けた程度なので、淡々とした内容でいきます。

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うーん、なんだか良い。以前から、アイスマンというキャッチフレーズとは裏腹の「陽キャ」ぶりが度々リークされることはありましたが、その殆どが「お酒絡み」で、「素面」での情報発信がされるようになったのはSNSが普及した最近のこと。私生活が充実していることが伺えていい感じです。ありがとう4G、頼むぞ5G。

古巣へ戻る形でアルファロメオへ移籍した昨シーズンは、確かにフェラーリ時代よりも目立つことはなく、表彰台にも上がれない1年でした。

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ただ、前半戦12戦8入賞の奮闘は同じ「40歳のおっさん」としてグッとくるものがあったし、何よりフェラーリの糞戦略にイライラさせられることが無くなったのは、応援している側にとっては大きな「安心感」でした。後半戦はフェードアウト気味だったのがアレですが、まあまあ、他チームに比べてマシンがアップデート出来なかった、ということにしておきましょう。きっとそうですとも。ええ。


キミ・ライコネン 2013年 ロータス F1 支給品 直筆サイン入り 本人用 Hip- Hopキャップ

2020年は、本人が「関心ない」と語っている最多出走記録の更新が確実視されています。2001年デビューですから、丸20年ですか。いやいや違った、1度クビ…いえ、WRCへ転向していたので、丸18年での到達となりそうです。以前にも少し書きましたが、この年月、これ本当に凄いことですよね。だって、この歳になると視力も落ちるし、身体の「あちこち」が痛くなるし。もっと具体的に凄さが分かるのが、F1マシン、運営ルール。2001年から2020年までの20年間で、一体どれだけ変化したんだ?何回レギュレーション変わったんだ?って話ですよ。

主なレギュレーション経緯

  • 2001 - V10エンジン、グルーブドタイヤ、レース中の給油、トラクションコントロール
  • 2002 - 電子制御パワステ禁止
  • 2003 - 予選2日制1ラップ方式、入賞8位まで拡大、チームオーダー禁止
  • 2004 - 予選土曜1日制1ラップ×2方式
  • 2005 - 予選2日制1ラップタイム合算方式→(途中から)1日制1ラップタイム方式、予選・決勝レースで使用可能なタイヤは1セットに制限(タイヤ交換の原則禁止
  • 2006 - V8エンジン(V10廃止)、タイヤ交換の復活、予選ノックアウト方式導入
  • 2007 - エンジン回転数を最大19,000rpmに制限、レース中のタイヤ交換義務、テストの制限
  • 2008 - トラクションコントロールシステム禁止
  • 2009 - エンジン回転数を最大18,000rpmに制限、KERS導入、スリックタイヤ、ダウンフォースの大幅低減(リアウイングの大幅な小型化、エアロパーツの大幅制限など)
  • 2010 - 給油禁止、入賞10位まで拡大
  • 2011 - DRS導入、チームオーダー禁止の撤廃
  • 2012 - 順位を守るためのライン変更は1回に制限(蛇行運転の禁止)
  • 2014 - パワーユニット導入(V8廃止)、最終戦のみ入賞ポイント2倍
  • 2015 - 最終戦のみ入賞ポイント2倍の廃止
  • 2018 - コックピット保護デバイス「HELO」義務化
  • 2019 - エアロパーツ各種簡略化(エアロフォース効果低減対策)

主なものだけ書き出してみましたが、これだけの変化に対応して、かつ第一線でレースを行うって、本当に大変なことだと思うし、「柔軟性」が問われることだと思うのです。だってV10ですよ、大まかに分類して「V10→V8→PU」の3世代なわけです。モバイル通信に例えるなら「1G→2G→3G」です。単なる「アナログ音声通話」から「スマートフォン」に変わったと同じなわけですから、この20年間の「F1イノベーション」の強烈さが分かるかと思います。(盛りすぎ?)

で、これ書いていて思い出したのが、2005年の「タイヤ交換の原則禁止」という空前のクソ規約ミシュランタイヤの安全性の懸念によって、14台が「フォーメーションラップのみで棄権」したアメリカGPの「事件」は余りにも有名なわけですが、我らがキミさんも記憶に残る「事故」起こしましたよね。第7戦ヨーロッパGP、トップ走行中にブレーキングをミスって、タイヤに「フラットスポット」を作ってしまったキミさん。2位とはまだ10秒以上の差があったわけですから、普通なら最後の給油ピットインついでに「タイヤ交換すればOK」な展開だったのに、このう◯こルールですよ。もう観てる方はやるせないというか、2位アロンソが刻々と迫ってくるのが、とにかくムカつきましたね。キミのオンボード映像でも「バイブレーション」が酷いのがハッキリ分かるようになってきて、そしてファイナルラップの第1コーナーで、サスペンションが限界を迎えて破損してしまうわけです。これ本当に危ない事故でしたよ。タイヤがヘルメット直撃してもおかしくない危険なシーンで、それにも本当に腹立った覚えがあります。

そんなこんなで、今年もF1でレースしてくれるキミさん。私も全力で応援していきたいです。気になる2020年の始動ですが、どうやらプレシーズンテスト当日の2月19日、スペイン・バルセロナアルファロメオの新車発表が行われ、そのままシェイクダウン&テスト開始という運びになりそうです。

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当カテゴリでは、プレシーズン中もテストの内容などを踏まえて、キミ・ライコネンに特化した記事を書いていく予定です。今年も年間通して安全に、健康で、そして出来れば表彰台の勇姿が見たい!そんなわけで「キミ・ライコネンの記事」第1回を締めさせて頂きます。お粗末様でした。


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https://twitter.com/F1raikkonen2020

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【F1】新型コロナウイルスによるF1への影響

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

ここ数日、世界中を震撼させている新型コロナウイルス。中国武漢市で発生したこの新型肺炎は、当記事を執筆している時点(1/28)で死者108人、患者数4,000人以上と感染が拡大しています。日本国内でも武漢市への渡航歴がない男性が感染するなど、人から人への感染が強く懸念されているところです。

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中国といえば、F1でも4月17日-19日に上海インターナショナルサーキットで開催が予定されていますが、既に中国の国家体育総局が「4月まですべてのスポーツイベントを中止・延期する」という決定を下したという報道もあり、F1開催への影響は必至とみられます。

www.as-web.jp

以前にも、新型肺炎が世界を震撼させた事例がありましたが、SARSが生じた2003年の中国、MARSが感染拡大した2015年の韓国、ともにF1開催はありませんでした。また、F1開催の中止・延期といえば、2011年のバーレーンGPがバーレーン騒乱の影響で、3月開催から10月へ延期されたのち、中止となった例は記憶に新しいところです。


2011 FIA F1世界選手権総集編 完全日本語 ブルーレイ版

www.as-web.jp

  • 中国、4月のスポーツイベント中止・延期を示唆
  • SARS、MARSの時はF1開催なし
  • 2011年にバーレーンGPが延期→中止

これらを踏まえて、おそらくですが、今年の中国GPは一旦、開催カレンダーの後半へ延期されるとみるのが妥当ではないかと予想します。

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そして何より、最も重要なのは私たちの健康への影響です。ネット上では様々な憶測が流れています。幸か不幸か、情報が「民主化」された今、Googleで検索すれば新型コロナウイルスの情報が溢れ出てきます。こんな時こそパニックにならず、落ち着いて行動したいものです。

  • 人混みを極力控える
  • うがい、手洗いの徹底
  • アルコール消毒の徹底(スマホなど)
  • マスクの着用(こまめに交換する)
  • 十分な睡眠時間の確保
  • 食事をしっかり取る

これらインフルエンザ予防同様の「基本的な衛生管理」が有効とみられています。

今回はF1の話題からやや逸れましたが、日常の健康があってこその生活、娯楽です。皆健康に過ごせるよう、1日も早い事態収束を願っています。

 

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【F1】2019年F1簡単まとめ part.5 ハース、ウィリアムズ編

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

さて、引き続き2019年F1をドライバー別にせっせことまとめてます。前回はレーシングポイントとアルファロメオでしたが、最終回part.5ではハースとウィリアムズの4名について書きます。

 

fumi2020.hatenablog.com

リッチエナジーという「胡散臭い飲料メーカー」とタイトルスポンサー契約を結んだハースでしたが、その後、リッチエナジー側の問題でシーズン途中の9月には契約解消という憂き目に。そんなゴタゴタに象徴されるようにチームは低迷。予選こそ速さをみせるも、決勝になると相変わらず両ドライバーがミスを繰り返し、下位に沈むパターンが通例となります。マシン側にもタイヤマネージメントの問題があったので、この低迷も仕方がないものでした。

一方のウィリアムズ、前年から始まった大不振の流れは変わらず、常にテールエンダーに甘んじます。タイトルスポンサーがマルティーニからROKiTに変わり、ドライバーではロバート・クビサがラリー事故から奇跡のF1レギュラーシート復帰を果たすなど、戦績以外のところでの話題しかない印象でした。

それでは早速いってみましょう。


2019 FIA F1 世界選手権総集編 完全日本語版 Blu-ray版

ハース

8 ロマン・グロージャン

  • ドライバーズ:18位 8pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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2019年のグロージャンに関しては、ほんとに良いところを見出すのが難しくて、予選も決勝もマグヌッセンに負け越し。獲得ポイントは僅か8ポイント。彼の2020年シートはまず無いだろうなという内容に思えましたが、チームは2020年も契約を延長。首の皮一枚キャリアが繋がったという印象です。小松さんの存在も大きいのかもしれませんね。

【総括】

  • 毎年クビ候補
  • 小松さん
  • プラモデル
  • ベストレース:ドイツGP

20 ケビン・マグヌッセン

  • ドライバーズ:16位 20pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:1回

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本来エース格であるはずのグロージャンに対して、2年連続で成績で上回り、実質エースとなった感があります。とはいえ、時折みせる荒っぽいレース運びはエースドライバーとしてやや心許なく、私としてはグロージャンに代えてヒュルケンベルグを獲得した方が、マグヌッセンの更なる成長のためにも良かったんじゃないかなぁ、なんて思うわけです。

コース上でも接近することの多いハースの2人。それだけ実力は似たもの同士と言えるのでしょうが、2020年も何かと騒がせてくれそうです。

【総括】

  • 実質エース
  • 4㎏増量
  • FLボーナス無し
  • ベストレース:オーストラリアGP

ウィリアムズ

63 ジョージ・ラッセル

  • ドライバーズ:20位 0pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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メルセデスのジュニア・ドライバー・プログラムの一員として、2018年F2チャンピオンを土産にF1レギュラーデビュー。年間を通してクビサを上回る走りをみせます。特に予選では20戦全勝と全く寄せ付けず、Q3敗退が当たり前なマシンでハンガリーGPではあわやQ2進出かという走りを披露。速さを示しました。大荒れの展開で「宝くじ」と化したドイツGPで、ラッセルではなくクビサがチーム唯一のポイントを獲得したのは何とも皮肉でしたが、大きな可能性を感じさせるデビューシーズンでした。

【総括】

  • ボッタスのライバル
  • 予選全勝
  • 0ポイント
  • ベストレース:ハンガリーGP

88 ロバート・クビサ

  • ドライバーズ:19位 1pt
  • 優勝:0回
  • 表彰台:0回
  • ポールポジション:0回
  • ファステストラップ:0回

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ついに帰ってきたクビサ。いやいや、あのラリー事故の内容からして、こんな日が来るとは正直思えませんでした。無事で、F1キャリアを重ねていたら、おそらくフェラーリへ移籍して、それに関わる人達、例えばキミやベッテルなどの動向もまた違ったものになっていたかもしれません。

マシンの出来もあって、けして輝かしい復帰シーズンとはなりませんでしたが、ドイツGPの1ポイントは価値ある仕事でした。

【総括】

  • 奇跡の復帰
  • 予選全敗
  • 1ポイント
  • ベストレース:ドイツGP

SNSなし


2019 FIA F1 世界選手権総集編 完全日本語版 Blu-ray版

如何でしたでしょうか?

全5回に分けて、2019年シーズンを振り返ってみました。全体を振り返ってみると、レッドブルが戦闘力を上げてきた中盤戦あたりからバトルも増加して、見応えのあるレースが多かったシーズンに思えます。その一方で、ドライバーズタイトル争いは、あっさりハミルトンに決まってしまった感があり、序盤戦からのメルセデスチームとしての総合力の差が出たのではないでしょうか。

2020年シーズンも大きな規約変更はありません。なのでメルセデスフェラーリレッドブルの「3強他弱」であることはかなり濃厚だと予想されます。その中で、もっと面白いタイトル争いを期待するうえでも、フェラーリレッドブルには2nd ドライバーを交えた総合力での勝負、打倒メルセデスに挑んで頂きたいです。

今後もプレシーズンの話題、新車発表やテスト情報を中心に、開幕オーストラリアGPまで執筆していきます。引き続き宜しくお願いします。

 

※当ブログは、PCを所有していない情弱な者がスマホから執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。

【F1】スバル・コロー二・レーシング-思い出のF1 vol.02-

こんにちは。ぬま(@numabito2020)です。

今回の「思い出のF1」も、旧ブログ記事をリライトして復刻させたものになります。第1回は伝説の迷車ライフL190だったわけですが、第2回はそれに勝るとも劣らないマシン、というかエンジンを紹介します。

fumi2020.hatenablog.com

 

ライフL190と並び1990年を代表する伝説のマシン…

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コロー二C3B

スバルの“十八番”である水平対向エンジン「スバル・モトーリ・モデルニ1235」を搭載した当マシンは、1度も予備予選を通過出来ないという負のインパクだけを残し、僅か8戦でスバルは撤退してしまいます。その後、コスワースDFRエンジンを搭載し「C3C」と改めてシーズンを戦うと予備予選を4度目突破してみせます。こうしてみると「やっぱりスバルが駄目だった」と言われてしまいそうですが全くその通りで、搭載を見送る決断をしたミナルディの判断は「正しかった」と証明されたのです。

果敢に低重心を追求した挑戦は、あえなく大失敗に終わったわけですが、そもそも水平対向エンジンは低重心、低振動というメリットとは裏腹に、横方向の面積が広く空力面で不利、そして縦方向の面積が今度は狭いためにシャシー剛性に不利、といったF1マシンにとって致命的なデメリットが存在していたわけで、この惨状も必然だったといえます。

スバル・モトーリ・モデルニ1235

  • 水平対向12気筒DOHC
  • 排気量:3,497cc
  • 最高回転:13,000rpm
  • 最高出力:600馬力以上

【特徴】

  • 低重心、低振動
  • 横面積大、縦面積小
  • やたら重い

失敗に終わったとはいえ、現代F1が失いつつある創造性、意外性が集約されたエンジンではないでしょうか?

「水平対向スバル+12気筒=無敵」

少し考えればんなわけないのは明確ですが、当時はこの様な自由な発想が出来て実現した、そんな素敵な時代だったわけです。

ちなみに、散々スバルをdisってしまった格好の私ですが、何を隠そうスバリストなんです。良さを理解してるうえでの愛情表現?みたいなものとご了承下さいませ。

- 旧ブログ記事(2006 12.8)より編集 -


<復刻版>F1 (エフワン) 速報 1990 総集編 (F1速報)

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※当ブログは、PCを所有していない情弱な者がスマホから執筆、編集をしています。「PCモード」でデザイン構築、リンク埋め込み等など行い、なるべくPC作業同様のレベルを目指しています。まだまだ勉強中で、何かと不手際な点があるかと思いますが、「気づき」があった時点で都度改善していきます。